虚空見つ国・・・終わりなき物語

遥か古代からの遺伝的エトランゼ。
一人だけの幻想国開拓日記。

あの世の人は誰だったのかな~

2024年02月08日 | 約束の地
母は元々霊感の強い人ではあったのだが・・・
一番最初、母が死んだ?のは私が確か15の時。今もある某病院で。
その時はたしか主治医の先生も「奇跡だー!ばんざーい!」と大喜びして下さった。心臓が止まっていたのは五分か十分か。
私はその時、妹と弟を抱きしめて、強く生きねばと思ったことだけを覚えているだけだ。

それからまた一年か二年して大学付属病院で。
この時は多分、十五分以上、三十分くらいも止まっていた。
先生が臨終をためらったのは脳が~脳が生きてるような~ということだったらしい。生き返って後は学生含む諸先生方が毎日沢山押し寄せてー死んだら臓器を研究用に提供するという書類にサインして欲しくてー私達は母特別で、心臓は普通の心臓ですと言っても分かってはくれなかった。
あの頃は私達は母の死をあまり心配はしていなかった。
母は自分が死なないと言ったら死なないのだ。死ぬと言ったら死ぬのだとなぜか信じていた。
そうして後年、私27歳の時に、母は本当にそのように死んだ。

母は時折、あの世の人と話をしていた。
しかし一体誰と?
父母や伯母や一番好きだったという義父とかではなかったと思う。
確か複数の人、、、人達、というようなことを聞いたことがあった。
今になって、母は一体誰と話をしていたのか、
母を招いていたのは、或いはその命乞いを助けてくれていたのは誰だったのか、そしてその通りにあの世に誘ったのは誰だったのか。。。
荷物運びを手伝ってくれたのは、父を枕元に連れて来てくれたのは、それは一体誰だったのか、ぜひ聞いておくべきだったと思うのだった。





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