虚空見つ国・・・終わりなき物語

遥か古代からの遺伝的エトランゼ。
一人だけの幻想国開拓日記。

雨はちっとも降らないけれど・・・

2015年06月23日 | Weblog




  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

聖なる鈴音

2015年06月15日 | Weblog
今日、一度しか会ったことのない人が、たまたま近くを通ったからと、
車から出してくれた。
それがティンシャ。
いい音色。

法具に関心はない。
五鈷杵なんて、密教では大切な法具でも、
私には、ちょっと気味悪い存在だ。

不思議剣士が積雪の山頂での何ヶ月かの修行を終えた時、
某寺の境内の地面に深々と頭を垂れていると、
阿闍梨なんだろうか、
その人があるものを下さったとかで、
もう十年ほども前のことだが、
見るからに重層そうな木箱の中身を、
透視して当てるというゲームみたいなことをしたことがあったが、
その中身というのが、阿闍梨お手製の、木彫りの五鈷杵だった。

勿論?当てたのは私。
その時まで五鈷杵なんかほとんど知りもしなかったのに、
なぜか、ふいにひらめいた。
それこそ勿論、私には透視能力はほとんどない。
たまに恐ろしく透明な鏡を見ることはあるが、
その時はただ直感でそう思っただけのことだった。
それは不思議剣士との楽しい一ページではあっても、
法具に関してそれ以上の興味はなく、その後は
難病を治す寺の声明法要で、幾つもの大層な五鈷杵をただ眺めたことがあるくらいだった。

が、今日、思いがけずティンシャである。
去年は弘法様の掛け軸で、
二ヶ月前、福来から寄贈された本は『祈り』で、
なんだか少しへんな気がするのである。

元々は龍神様の供養の為の法具らしいが・・・
富士山の石の周りに、
なにやら妖しげなものがまた並ぶことになる。
いや、怪しげというには当たらないか、、
聖なる鈴の音だ。




  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

じゃがいもの・・・

2015年06月15日 | 約束の地
啄木うたうところのじゃがいもの季節になった。
今日は雨は降らないらしいが。

私の作ったじゃがいもは大層好評である。
次男はこふきいもが大好きだ。よって今朝もこふきいもを作った。
このじゃがいもで作る、同じく次男大好物のポテトサラダは、
文句なく美味しい筈。

そこで、、、疑問がわく。
スーパーで買ったものはどうしてああも不味いんだろう、と。
収穫後、すぐ食べるからだけではないと思える。
勿論、自分が作ったからというのではない。
誰が作っても、おいしいものはおいしいし、不味いものは不味い。

私は川口先生のように、なるべく手を加えない農が理想だから、
肥料やらず、草抜きせず。
だが、理由は多分、そんなことではない。
言わずもがな。

自分達の食べる野菜くらい、全部作りたいな~
そうすれば少しは栄養も摂れるだろう。



  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

即身仏

2015年06月12日 | Weblog
水墨画のような、遙か大峰の山々を眺めていると、若き日の空海が思われる。
波羅密の本を読んでいるせいもあるし、
この間テレビで、即身仏のお顔を拝んだせいもあるのだろう。
いったいに空海という人は顔の見えない人だと梅原さんは書いていたが、
まこと空海という人は、若き頃から通常人の悩みなんぞ通り越していて、
大悲大悟なんて言葉が頭をよぎるのである。

これまでに、拡大する磁場を感じたことしばしば。
救われたい人が集まれば集まるほど、磁場は大きくなる。
そこに宗教が生まれたり、大きくなったりする意味があるのだが、
若き日の沙門に大日如来が微笑まれるのがわかる。
その救民の志の凄さ。
凡夫に真似の出来ることではない。

また山々に深く雲が垂れ込めて来た。
凡夫はなべて思い足りず。


流れ流れてやまざれば

岩をもついに砕かるる






  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

夜空の不思議

2015年06月09日 | Weblog
時折、あまりの夜空の不思議に、ベランダに出て、空を仰ぐことがある。
今夜もそうだった。
しかし、いくら広い空だからって、
あんなに沢山の物体が飛んでいいものだろうか?
今日のは母艦があって、その後ろを何機かが追いかけているふうだった。
上へ下へ、下から上へ、瞬間移動しているように見えたのは、
下の飛行機は下の、上の飛行機は上の雲の間から出たり入ったりしていたのだろう。
まるでUFОだった。

しかし沢山飛んでいたのだろう飛行機は、
五分もしないうちに二機か三機になってしまっていた。
不思議なな~



  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

小角の山上

2015年06月04日 | Weblog
真夜中、窓辺が煌々と輝いている不思議に空を見た。
ああ、満月なのか・・・
多分、満月は一昨日だったんだろうと思うが月は丸く、
満月剣法を思い出された。
或いは満月憲法だったか、字は忘れてしまったが、
変わり目は確かにあるもんだ。

今夜もまだ月は丸い。
窓の外が明るい。
今は雲に隠れてしまったが、
今日の空はなんだろうと驚いたのは昼間。
強風で、よほど空が澄んでいたのか、
あんな綺麗な大峰の山々は、ここに来て初めて見た。

仙人が指差した頃というのは、
毎日あのような風景がそこにあったのだろう。





  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする