面白く、そして下らない

私は批判をして何かを為した気になっている大衆の一人に過ぎないが、何か少しでも波紋を起こす小石になれればと書いている。

衆院大阪12区と沖縄3区の補欠選挙の行方

2019-04-15 23:37:51 | 政治
4月21日に衆院大阪12区と沖縄3区で補欠選挙の投開票が行われる。夏の参院選の行方を占う大事な補欠選挙だ。

さらに言えば10月の消費税増税を止めるため有権者ができる最後の行動になるだろう。ここで自民党が2敗すれば消費税増税では参院選を戦えないということになり延期があり得る。

そのためには両補欠選挙で自民党候補が負ける方が良いのだが、相手候補にも問題がある。それぞれ見ていこう。

まずは大阪12区。自民党の新人で公明党が推薦する北川晋平、日本維新の会の新人で藤田文武、無所属で共産党、自由党、社民党大阪府連合が推薦する衆議院議員の宮本岳志、無所属で元衆議院議員の樽床伸二だ。

私は旧民主党系の支持者ではないのだが、自民党も維新も勝たせたくないとすると、樽床伸二が勝つのが望ましい。しかし維新候補が一歩リードしているようだ。

維新の大阪都構想には賛同できないし、道州制を推進しようとしているのもなおのこと賛成できない。だが大阪ダブル選を制したように大阪では無類の強さだ。大阪府市の財政黒字化で苦しいと思うのだが、大阪府民には國が悪いのか自治体が悪いのか区別がつかないのかもしれない。

樽床伸二が野党連合の支持を取り付けていれば、維新と自民党で割れた漁夫の利を得たかもしれない。しかし共産党、自由党、社民党(大阪府連合)は独自の候補を擁立し、立憲民主党、国民民主党は自主投票だ。難しいと言わねばなるまい。

繰り返すが私は野党支持ではない。しかし今回の衆院大阪12区の補欠選挙に限って言えば樽床伸二が勝つことが望ましい。消費税増税及び安倍晋三の悪政を止めるために。投票権があれば入れるだろう。

しかし維新が勝ち、消費税増税が止まることに望みを託すことになるのもセカンドベストかもしれない。少なくとも自民党候補が勝つよりは。

次は沖縄3区を見てみたい。自民党の新人で元沖縄・北方担当大臣の島尻安伊子と、無所属の新人の屋良朝博の一騎討ちだ。しかしここでは素直に反自民党とは行かない。

屋良朝博の思想がヤバすぎるのだ。反日極左を煮固めたような人物だ。当選しても465分の1に過ぎないという向きがあるかもしれない。しかし国会議員には様々な特権があって議員会館の利用などで反日思想を広められる。

沖縄の「独立」や米軍基地の撤去などどれも無理なことばかりだ。戦後日本の弱体化した軍事力では支那の海洋侵略には独力では対抗できないのだ。

しかし屋良朝博がリードしているという。安倍晋三の悪政を止めるには、消費税増税を止めて経済の破滅を防ぐには自民党候補が負ける方が良いのだが。

しかし反日極左候補を勝たせて良いものなのか。野党はもう少しマシな候補はいなかったのか。

私は沖縄県民ではないので投票権はない。しかしあればどちらに投票すべきか悩みに悩んだことだろう。自民党が2敗しても消費税増税を止めるかどうかも確実ではないのだ。

大阪ダブル選では事前調査とは随分違う結果が出たので、マスコミの選挙情勢はあまり参考にならないかもしれない。大阪12区も沖縄3区も。

大阪は反自民党候補(出来れば樽床伸二)の当選で良いのだが、沖縄は簡単には頷けない。しかし安倍晋三の悪政を止めるためには、消費税増税を止めるためにはやむを得ないかもしれない。

ジャンル変更。

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