面白く、そして下らない

私は批判をして何かを為した気になっている大衆の一人に過ぎないが、何か少しでも波紋を起こす小石になれればと書いている。

読売新聞購読再開のお詫び

2021-05-08 21:47:50 | マスコミ
祝読売新聞購読中止 - 面白く、そして下らない

で我が家は2月いっぱいで読売新聞購読を中止したので世間に対しての罪悪感も消えたのだが、5月頭からまた購読してしまった。新聞はその誤った主張で世論を間違った方向に導き、政治を誤らせてきた。日本の新聞は例外を除けばその主張に従うべきではないのだ。

誤った主張をするのは朝日新聞や毎日新聞などの左翼新聞に限らない。読売新聞や産経新聞といった保守新聞(御用新聞)も同じだ。国家観や安全保障、憲法に対する姿勢などは保革で別れているのに、政府の経済政策についての主張は奇妙に一致するのだ。

日本の財政は破綻寸前、先進国最悪だから消費税を増税し、無駄遣いを減らして国債発行を減らして歳出を抑制しなくてはならない。

全国紙はすべてこの主張だ。地方紙もすべての地方紙の主張を読んだわけではないが、大抵は緊縮財政志向だ。

財務省幹部に「ご説明」されたから。国税庁の税務調査が怖いから。消費税の軽減税率という飴を貰ったから。元々財政タカ派だから。

などのいくつかの理由が考えられるが、いずれにしろ緊縮財政は誤りなのにほとんどすべての日本の新聞は緊縮財政志向なのだ。購読することは部数を増やし、その主張を広めることになる。

日本の問題は停滞する経済にある。経済さえ上向けば大抵の問題は解決する。大抵の問題は予算不足から来ているからだ。緊縮財政を積極財政に転換して歳出を増やし経済を成長軌道に乗せることが唯一の解決策だ。

新聞の誤った主張を批判することは有益だが、現在はネットがある。社説をいくらでも無料で読めるのだ(日経新聞は有料だが)。何も金を払い購読する必要はない。

そう考えブログでは読者になるべく新聞を購読しないよう主張してきたし、家族に対してもそう説得を繰り返してきた。そしてようやく読売新聞の購読を止めたのだが、復活してしまった。

父は新聞好きで毎日読売新聞を読んでいた。しかし読売新聞の配達がなくなると物足りなくなったらしくほぼ毎日スポーツ新聞を購読して来るようになった。

プロ野球選手名鑑などの付録が付いたり、スポーツで何かあった際はスポーツ新聞を購読するスポーツ、スポーツ新聞好きの父であったが、ほぼ毎日買うのは読売新聞を家で購読するより無駄である。

スポーツ新聞の購読費用は父の小遣いから父が出して買うわけだが、莫迦莫迦しいので読売新聞を購読を容認せざるを得なくなった。スポーツ新聞は政治的主張をあまりしないので毒にはならないが、スポーツ新聞の発行部数が激減していることからわかるように価値を見出だしがたい。このネット時代に昨日の野球の結果を確認してどうしようというのだ。

母は新聞をあまり読まない人なのだが、ラテ欄を重宝している。今日のドラマを新聞のラテ欄で確認するのは日課である。ラテ欄はネットで確認するより紙の新聞の方が見やすい。

また家計を預かる主婦であるから折り込みチラシがやはり嬉しいそうだ。なかったときは情報がわからなかったと言っていた。

以上のような理由から読売新聞購読に関して私の意見は通らず購読が再開されることになってしまった。新聞は日本と日本人に有害だからなるべく購読を控えるよう主張していた私がこれでは説得力がない。しかしどうしようもない。

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 「用韓」より「河野談話」の... | トップ | あらためて積極財政が必要な... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

マスコミ」カテゴリの最新記事