面白く、そして下らない

私は批判をして何かを為した気になっている大衆の一人に過ぎないが、何か少しでも波紋を起こす小石になれればと書いている。

菅義偉の支持率下落は日本学術会議任命拒否が問題ではない

2020-10-19 22:31:27 | 政治
~~引用ここから~~

菅内閣支持67%、7ポイント減…本社世論調査 学術会議任命拒否「納得できず」47%  : 世論調査 : 選挙・世論調査

読売新聞オンライン

 


 読売新聞社は16~18日、全国世論調査を実施した。菅内閣の支持率は67%で、前回(9月19~20日調査)の74%から7ポイント低下した。不支持率は21%(前回14%)だった。

 支持率を年代別にみると、18~39歳は78%(前回76%)に達する一方、40~59歳は68%(同74%)、60歳以上は58%(同74%)となり、高齢層での低下が目立った。

 日本学術会議が推薦した新会員候補105人のうち、6人の任命を拒否した政府の対応については、「納得できない」47%が「納得できる」32%を上回った。一方、日本学術会議を行政改革の対象とし、組織を見直す政府の方針は「評価する」58%が「評価しない」26%より多かった。

 行政手続きで書類にハンコを押すことを原則として廃止する政府の方針を「評価する」は68%に上った。

 東京電力福島第一原子力発電所の処理水について、放射性物質の濃度を国の基準値を下回るまで薄めた上で、海に放出する政府の方針は「賛成」41%、「反対」50%だった。

 政党支持率は、自民党42%(前回47%)、立憲民主党4%(同4%)などで、無党派層は41%(同37%)となった。

(略)
~~引用ここまで~~


~~引用ここから~~

内閣支持率53%に下落 不支持は22% 朝日世論調査:朝日新聞デジタル

 朝日新聞社は17、18日に全国世論調査(電話)を実施した。菅内閣の支持率は53%で、発足直後の前回9月調査の65%から下がった。日本学術会...

朝日新聞デジタル

 


 朝日新聞社は17、18日に全国世論調査(電話)を実施した。菅内閣の支持率は53%で、発足直後の前回9月調査の65%から下がった。日本学術会議をめぐる問題で、菅義偉首相のこれまでの説明について63%が「十分ではない」と答えた。

(略)

 日本学術会議が推薦した学者の一部を、菅首相が任命しなかったことについても聞いた。「妥当だ」は31%、「妥当ではない」は36%。「その他・答えない」も33%いた。任命しなかった理由について、菅首相の説明を「十分だ」と答えたのは15%。内閣支持層でも「十分だ」は23%、「不十分」は57%だった。

(略)
~~引用ここまで~~


~~引用ここから~~
https://news.tv-asahi.co.jp/news_politics/articles/000195931.html

ANN世論調査 菅内閣の支持率は56.1%
[2020/10/19 06:21]

 菅内閣の支持率が56.1%となり、政権発足の翌週に行った前回の調査から6.2ポイント下がりました。

 17日、18日に行ったANNの世論調査によりますと、内閣支持率は56.1%で、前回調査から6.2ポイント下がったものの、支持しないと答えた19.8%を上回りました。菅政権の新型コロナ対策については、評価すると評価しないがそれぞれ31%でした。また、日本学術会議の会員任命に関する菅総理の説明について、納得しないは62%となり、納得するとした23%に対して大きく上回りました。学術会議の在り方を見直すべきかどうかについては、64%が見直すべきと回答し、見直すべきと思わないと回答したのは13%でした。
~~引用ここまで~~


~~引用ここから~~

学術会議、首相説明不十分72% 内閣支持率60%、共同通信調査

47NEWS

 


 共同通信社が17、18両日に実施した全国電話世論調査によると、日本学術会議が推薦した会員候補6人の任命拒否問題を巡り、菅義偉首相の説明は「不十分だ」との回答が72.7%に達した。「十分だ」は16.1%。新型コロナ感染拡大で生活に「不安を感じている」は「ある程度」を含め72.9%に上った。菅内閣の支持率は前回9月の調査と比べ、5.9ポイント減の60.5%、不支持率は5.7ポイント増の21.9%だった。

(略)
~~引用ここまで~~


~~引用ここから~~
菅義偉の支持率が下がった - 面白く、そして下らない

NHKの世論調査によりますと、菅内閣を「支持する」と答えた人は、先月より7ポイント下がって55%でした。「支持しない」と答えた人は、7ポイント上がって20%でした。

(略)

「日本学術会議」が推薦した新しい会員の一部を任命しなかったことについて、菅総理大臣は「法に基づいて適切に対応した結果だ」などと説明していることに、どの程度納得できるか聞いたところ、
「大いに納得できる」が10%、
「ある程度納得できる」が28%、
「あまり納得できない」が30%、
「まったく納得できない」が17%でした。

(略)
~~引用ここまで~~


菅義偉の支持率は軒並み下がっている。それは良いのだが、マスコミや野党が日本学術会議の任命拒否により下がったと勘違いしそうで嫌だ。

確かに説明が不足しているか、納得できるかを尋ねれば不十分、納得できないという回答が多数を占めよう。私から見ても菅義偉内閣の高官は十分な説明をしていない。しかし任命拒否が妥当かを尋ねれば賛否は半数ずつになるのだ。わからない、回答拒否も多いが。

それに日本学術会議の組織を見直すべきとの回答は圧倒的に多い。世論が日本学術会議が大学の「軍事研究を禁止する」反日組織だから見直すべきと考えているかはわからない。しかし日本学術会議に不満を覚えていることは間違いない。

そんな組織に対する会員の任命拒否が支持率を下げる要因になったとは思えないのだ。マスコミや野党は騒ぎ続けるだろうが、笛吹けど踊らずだろう。国民がそれほど関心を持つとは思えない。

では支持率が下がった理由は何かと問われれば、ご祝儀相場が早くも終わったことと、経済に対する不満だろう。

菅義偉内閣は安倍晋三内閣を継承している。与党が変わらないのは言うまでもない。内閣総理大臣が代わっても経済の停滞は変わらない。そのことを思い知ったのではなかろうか。

菅義偉は消費税廃止・減税あるいは国債発行による歳出拡大をしようとしない。それでは経済は成長軌道に乗らない。「失われた30年」のままなのだ。

菅義偉自身が変わるのが一番だが、無理だろう。それならば早く退陣させるしかない。

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 原発処理水は海洋放出するし... | トップ | 菅義偉も結局は外国バラマキか »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

政治」カテゴリの最新記事