面白く、そして下らない

私は批判をして何かを為した気になっている大衆の一人に過ぎないが、何か少しでも波紋を起こす小石になれればと書いている。

北朝鮮にゆさぶりを掛けてみてはどうか

2024-02-15 20:35:00 | 北朝鮮
北朝鮮は韓国を敵国と据えるなど融和路線から強硬路線に変更した。ミサイルもバンバン撃っている。これは北朝鮮の体制が追い詰められていることの証左なのではないか。北朝鮮と韓国のGDPは隔絶している。北朝鮮からすれば韓国に吸収統一されることを恐れる状況だ。

それに北朝鮮では餓死者が続出しているようだし、支那に派遣された北朝鮮労働者数千人が賃金の未払いにより暴動を起こしたそうだ。北朝鮮の体制に何かあったと考えて良いのではないか。ここで日本としては一手打ちたい。

~~引用ここから~~
金正恩氏、軍需工場視察 韓国は「主敵」国家=KCNA

金正恩氏、軍需工場視察 韓国は「主敵」国家=KCNA

北朝鮮の金正恩朝鮮労働党総書記は今週、軍需工場を視察した。国営の朝鮮中央通信(KCNA)が10日伝えた。

Reuters Japan

 


[ソウル 10日 ロイター] - 北朝鮮の金正恩朝鮮労働党総書記は今週、軍需工場を視察した。国営の朝鮮中央通信(KCNA)が10日伝えた。

KCNAによると、金氏は軍需生産組織における最近の「欠点」を指摘した上で、「主要兵器生産
の戦略的重要性」を強調し再調整を求めた。

KCNAは、金氏が工場を訪問した際に移動式短距離ミサイル発射車両を視察する写真を公表した。

ロシアがウクライナ戦争で使用する弾道ミサイルを北朝鮮から調達したここと受けて50カ国近くから批判が出ている。

KCNAによると、金氏は視察の際に韓国を「主敵」国家と定義する時が来たという認識を示した。

韓国が対立と軍備増強をあおっていると非難したほか、自衛と核戦争抑止のための軍事力を強化するよう促したという。

金氏はまた、南北関係の悪化は「変化の新たな段階」であり「避けられない現実」だと指摘。「われわれは朝鮮半島で圧倒的な力によって一方的に大きな事を起こすことは決してしないが、戦争を避けるつもりもない」と述べた。
~~引用ここまで~~


一手打つといってももちろん戦争ではない。北朝鮮と戦争しても得られるものは何もない。人命と軍費を浪費するだけだ。まあ戦争に勝てば拉致被害者が還ってくるかもしれないが。

一手とはいわゆる平和攻勢だ。北朝鮮国内で餓死者が相次いでいるなら追い詰められている北朝鮮人民の脱北を促すのだ。脱北者の韓国国内での待遇は二級国民といった有り様のようであまり良くないようだが、北朝鮮で餓死するよりはマシだろう。韓国は少子化が世界一酷い。同じ民族である脱北者の受け入れは外国人移民受け入れよりは良いはずだ。

韓国の国家情報院なり民間のNGOなりに「要請」あるいは資金援助して脱北者を増やす。当然北朝鮮の体制は動揺する。国境警備の強化なり締め付けを強くするだろうが、北朝鮮人民は餓えている。末端の政府機関も食糧難でマトモに動くかどうか。北朝鮮の体制は揺らぐはずだ。

もうひとつはソフトパワーによる平和攻勢だ。北朝鮮国内では韓国ドラマを見ただけの高校生が懲役10年を食らったそうだ。これは北朝鮮の体制が韓国の豊かさが人民に知れ渡るのを恐れているということではないか。

私個人としては韓国ドラマに魅力など感じないし、むしろ嫌いなほどだが、北朝鮮人民にとっては魅力的なコンテンツなのではないか。北朝鮮人民は生きることに精一杯でろくな娯楽があるまい。そこに韓国ドラマを北朝鮮の闇市場で流通させて北朝鮮人民に韓国の魅力を伝える。そうなれば北朝鮮の苦しい生活は何だということになるだろう。それが嫌で北朝鮮の体制は厳しく取り締まっているのだろう。

韓国のソフトパワーで北朝鮮人民に韓国の魅力を伝えるというのは韓国人の自尊心をくすぐる。北朝鮮を吸収統一すると韓国経済が破綻するかもしれないが、この平和攻勢には反対するまい。日米韓の3ヵ国協議で米国と韓国の了承を取り付けられれば良いのだが。

米国も反対はしないと思うが、北朝鮮が崩壊しても核拡散や地域の混乱の恐れがあるので現状維持を望み反対する可能性はある。米国はイスラエルガザ戦争とロシアウクライナ戦争で手一杯だからだ。秋には大統領選も控えている。

この平和攻勢で北朝鮮の体制が揺らげば北朝鮮としても拉致問題で日本に譲歩せざるを得なくなるのではないか。拉致被害者が還ってくる可能性が高まると思うのだ。北朝鮮の体制が崩壊してしまったら拉致被害者がどうなるかわからないのだが。

北朝鮮に対して何もしないのは拉致問題で進展がない。戦争は論外としても何か行動に移したいものだ。その点以上のふたつの平和攻勢ならゆさぶり程度だ。金もあまり掛からない。良いと思うのだが、どうだろう。まあ政府関係者が私のブログを読んでいることはあまり考えられないが。

新聞にはやはり価値がない。財務省のプロパガンダばかりだからだ。不買・解約を広めて影響力を下げよう。

テレビは繰り返しになるが、つまらない番組を時間潰しのために見ないでくれれば良い。そうすれば視聴率は自然と下がる。テレビを見る時間を減らして睡眠時間も確保したい。

日本人はとにかく政治を忌避しすぎる。政治の話は対立のもとにもなるが、政治は生活に跳ね返ってくる。政治を忌避することは民主主義国家の国民として望ましくない。いきなりデモしろとかではない。今の生活が苦しいのは政治が悪いから選挙に行こうくらいの話を家族や中の良い友人とするくらいで良いのだ。ネットでは政治の話はいくらでもできるから現実で少しだけでもして欲しいのだ。

最後にランキングボタンを押してくれるようお願いする。ランキングが上がればより多くの人に読まれるし、私の気持ちも上向くからだ。


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追加
(参考コラム)
断絶宣言の背景に韓国エンタメ 北朝鮮、統一政策を放棄 歴史的な転換【地球コラム】:時事ドットコム

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