岩手に帰省しまして…
今年は本当に雪が多いなぁ…と思ってはいたんだけど、
私が帰ってから降ったのは２～３日。
毎日降ってたってわけではないので、新潟や秋田ほどでは
ないんだけれども…
寒いせいか、なかなか道路の雪が溶けない（涙）
14日は暖かく、雨が降り、15日は暖かいまま日も差し、
案の定、シャーベット状に。
余計に運転しにくいし、歩くのも大変(><)！
午後には除雪車が通って、やっとキレイになりました。
それまでの道路はタイヤが通る場所だけ雪がなくなり、
ぼこぼこの段差。少しでも日が当たって溶けるところは
変な轍ができて、ものすごい縦揺れのドライブでしたよ。
とにかくまぁ道路はひどくて、盛岡の友達は
「車ででかけられない…」と言うし、盛岡の親戚は
「渋滞で花巻まで２時間30分かかった」（通常40分程度）
なんて事も。でも通行できてるだけ幸せだ…。
今回、この雪で初めて知ったのは
『除雪するにもテクニック』
最初に道路幅をせまく除雪しちゃうと、次からの除雪でも
狭いまんま…むしろ狭くなる一方。
道路のぼこぼこ轍を削るにもうまくやらないと、
余計に段差ができてしまうし。
祖父の入院していた病院は、温泉街の方にあったので
市内より雪が深い。
道路はずっと圧雪状態なので、むしろ平だけど、
交差点ではなんと信号機につもった雪に加え、
でっかいツララも覆いかぶさり、黄色と赤が見えにくいという、
とても困った状況になってました。
花巻は坂が多い地域なんだだけど、ロードヒーティングが
入っているのは駅前の坂だけ…（だと思う。）
とってもローカルネタだけど、
壁画の道路から駅西口に向かう、T字路になってる道。
トンネル手前までしかヒーティングされてないので
トンネル内や、その坂の上にある信号の結果次第で
私にとっては桜台の坂なみに怖い坂道…。
ちなみに“ロードヒーティング” という名前から
「道路を触ればあったかいんだろうか」なんて
思って触ったことがありますが、別にあったかくはないです。
よく考えたら、雪を溶かすには０度以上あれば良さそうだから、
別に20度や30度にする必要もなく、２～３度もあれば
溶けてくれるんでしょう。
（調べてみたけど、通常何度くらいに設定されてるのかわからなかった…）
そりゃあ触っても冷たく感じるはずだわ。
たまに道路から湯気出てるから、温かそうに感じるんだけど（笑）
そしてテレビで新潟の豪雪状態を取材している時
「雪がこんなに重いなんて！」という事を
リポーターが言ってましたが…。
え？重いか？なんて思ってしまいました。
後々「あぁそうか雪って軽く見えてるのか!?」と
理解したのですが、雪ってふわふわなんだけど、
一応もとは水なので、重いですよ。
そういえば、屋根の氷を「すが」 というらしいです。
今年初めて知りました…。
ふだんあまり使わないしなぁ。
しかしまぁ岩手のおばあちゃん、おじいちゃん達は、
日中に少しでも日が差していれば、
ツルハシを持って、家の前の歩道の氷などを
壊しているんです。だだだ大丈夫!?なんて、一瞬は
心配するんですが、ものすごい勢いでかち割って行くので
たぶん大丈夫なんでしょう。自分でできるうちは自分で…
動けるうちは動く、と。
いやでも無理しないでほしいです。
本当ならこれからが本格的な降雪シーズンですが…。
各地、なんとかこの豪雪を乗り越えてほしいです。