レーベ・クーヘン

かわいいこの木の箱の中に入っているのは・・・



レーベ・クーヘン・・・命のお菓子と呼ばれるお菓子です。
先月、１０年ほど通っている料理教室の先生の教室開設３０周年の記念のパーティーでおみやげにいただきました。
先生は、毎年オーストリアを中心としたヨーロッパにご夫婦でご旅行されるのですが、数年前にオーストリアのザルツブルグのザンクト・ヴォルフガングで見つけられたお気に入りのお菓子で今回、パーティに出席した歴代の生徒へのおみやげにとわざわざ取り寄せてくださいました。

小麦粉・ハチミツ・スパイス・ドライフルーツそれからナッツ・・・
天然素材だけを使って作られているこのお菓子は、２００年間変わらない伝統的な技法で焼かれているそうです。

　　　　　　　　　　

一見地味なお菓子ですが、なんだかホッとするお味・・・
２００年もの間、その土地の人達に愛され　受け継がれてきた・・・まさに「命のお菓子」なんだと・・・・
お菓子の原点ってこういうところにあるのかなぁ～と思います。


すごいスピードでいろんな材料・技術を織り込みながらその時々の流行りを生み、消えていく今・・・
いろんな方向にアンテナを向けつつもしっかりとした私の目指すお菓子の原点が見つけられたらいいな～とこのお菓子を口にして思いました。