あれから1年___
自分たちは日常の忙しさの中で、あの日の惨禍を忘れる事が出来る。それでもふとした瞬間に思い出してしまう。あの信じ難い第一報とニュースで見た衝撃の映像を。
その夜。帰宅してもまだ、自分は心のどこかでこの出来事を疑っていた。
「これは何かの間違いだろう」と。
今、思い返せばそれは現実逃避の一端だったのかも知れない。人生で初めて知った“現実を受け入れられない”と言う感覚。
そして、次の週末。
焼け焦げたスタジオを直に目にした時、初めて現実なのだと実感する事が出来たのです。
あくまでも個人的な考えなのですが、アニメにも命は有ると思うし、キャラクターたちにもその性格や人生があると感じます。今回の事件は、実際に多くのアニメーターたちの命を奪っただけじゃなく本来、産まれてくる筈だったそんな多くのアニメキャラたちの人生を奪い、狂わせてしまったのだと思います。この凶行に及んだ容疑者には、それだけの事をやらかしたのだと理解して欲しいと思うのです。
1年経った今でもまだ、ふとした瞬間に現実を疑う自分が居たりします。
「何で自分は今、一生懸命に舞台巡りをしているのだろう」って感じに・・・
それでも京アニが懸命に頑張っているのだから、自分も一生懸命頑張ってアニメを楽しむようにしないと!と改めて思います。
7・18___
祈りを捧げるこの日の自分は先ず、ここに行って来ました。
湿気が充満する河川敷。梅雨空から時折、突き刺すような太陽の光が一層、この湿地帯を蒸し返すような暑さが包み込みます。
ここは、石清水八幡宮駅を最寄り駅とする木津川サイクリングロード。
(「けいおん!」1期OPより)
唯、澪、律、紬の4人が自転車に乗ってサイクリングするシーン。
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桂川、宇治川、木津川の三川が合流する広大な湿地帯。規模としては宇治には遠く及ばないですが、この地域も歴史や街並みが素敵な所でもあります。
今日は、この見晴らしの良い広大な地から亡くなられた方々のご冥福と京アニの復興をお祈りさせて頂きました。
そして自分は「うさぎ山商店街」こと、桝形商店街にお邪魔しました。
(「映画たまこラブストーリー」より)
鴨川デルタのもち蔵とあんこちゃん。
相変わらず「ふたば」さんは行列です。
自分は、うさぎ山商店街をデジカメパチリしながら交流ノートを目指します。
流石、この日は京アニファンの来訪が沢山。報道関係者も詰めて居たり、「さが喜」さんの会長さんもお忙しそうでした。
自分も共同通信社さんと時事通信社さんにお話しするタイミングがあったり・・・
帰りはいつものように、井上果物店さん(今回はバナナ)と鳥扇さんでカラアゲ、いづもやさんでコロッケを購入です。コロッケは、出来立てアツアツで美味しかったぁ~。
「けいおん!」や「たまこまーけっと」「響け!ユーフォニアム」などの舞台となった街を巡り、必死になってそのアニメを皮膚感覚で触れ合ってきたこの1年。そうする事で、志半ばでその道を断たれた方々への弔いが出来たのかは解りません。ましてや自分の中で納得できたのかも解らないのですが、何も出来ない自分に何が出来るかと考えると、それくらいしか思いつかなくて。果たしてこれが天国に届いたかどうかも解らない自己満足の行いだったとしても、1つの区切りとなれば良いなと思います。
ゆっくり。ゆっくりで良いので遺された方々には、京アニの復活を望みます。でも、急がなくて大丈夫です。自分たちは待って居られます。何故なら自分たちはずっと、京アニファンですから。
京アニがその覚悟を示すなら、京アニファンはその誓いで応えます。
あの事件は愛着のある大事なキャラクターや世界を蹂躙された思いです。
事件に遭われた方々はアニメを作るマシーンではなく、誰かの子供であり妻であり、父親だったり、それぞれの人生があったはずです。それを思うとやり切れません。
昨日は追悼番組を見た後に拙いラクガキをしていましたが、何ともやるせない悲しさでした。遭難された方々が生み出す世界をもっと見たかったです。
京アニはプロダクションですから、亡くなられた方々の後を継いで進んでくれるでしょう。
これからも京アニを応援しましょう!
(ファンクラブ作ろうかしら)
毎回、記事アップを楽しみにしています。
応援してます。アメリカでですが。
アニメの背景で知りたいことがあるとき、ここに来ると高い確率で見つけられます。
いつもコメント、有難う御座います。
愛着の有る大事なキャラクターや世界を蹂躙された___全く、同感です。
肺や心臓をゴッソリえぐられた様な感覚です。
それでも、共に京アニを応援してくれる仲間がいてくれるのだと思うと勇気づけられますね。
はい。
これからも京アニを応援していきましょう!
コメント、有難う御座います。
自分の拙いブログをお褒め頂き、感謝いたします。
これからは更新ペースが落ちてしまいそうですが、自分に出来る範囲で頑張りたいと思います。
ご期待に添えるかどうか解りませんが、今後もご来訪頂ければ幸いと存じます。
宜しくお願い致します。