幸満堂neo

日本人が事実に目を向けるだけで、世界が変わります。

近況だらだら日記

2011年08月27日 15時05分30秒 | Weblog
今朝、お隣さんと放射能の話をしました。

うちに余ってる桃の天然水を持っていかないかと渡したところ、普段の水などそれなりに気にしてる事を口にされてたので、先日「測ってガイガー」のボランティアの方がうちに間違って来た話を皮きりに、今まで調べた事をそれなりに話してみました。

うちはご近所さんのほとんどが農家なので、政府とマスコミの言うところの「風評被害」に関わる話は自然とお互い黙ったままのところがあるんですが、それでも子供は雨が降れば「放射能が降ってきたよ―」とか言ってますし、何よりリアルご近所さんで普通に放射能話ができるというのが、実にありがたいです。


そして最近は、友達と人権侵害救済法案等についてメールでやりとり。

彼女は最初からこういう話に興味がある人ではなかったけど、原発関連についても他国のデータを自分で調べていたり、一緒に仕事をしている時から何が危ないのかということについて考え慣れていて、いろんな国の人の気質も十分に知っているので、時間はかかったけど一度理解してもらえれば、後は話がサクサク早くてこれまた本当にありがたい限りです。


実際のところ、どちらの話もネット以外ではなかなか通じないか、話を切り出す事すら難しいところがあって、人とうまく付き合うにはそういう問題全てに無関心でいる以外無いってこともすごく多いと思います。

でも結局のところそれって、永遠に終わらない腹の探り合いの元だったり、命がけでいろんな事を守っている人達の存在を無視する事にも繋がってたり。家のすぐそばにゴミがあっても片付けられないまま、笑顔でいなきゃいけないような、そういう気分がずっと続く気がして、わたくしにはちょっと無理です。

だから今、程度の違いこそあれ、自分の身の回りの人達とこうやって率直に話す事が出来る環境に自分がいられる事が、本当にありがたいと感じてます。



どちらも話題はネガティブだけど、目の前にあるものをちゃんと見据えて具体的に動いていけば、分かりやすい結果が見えないままでも、不思議と気分が晴れてきます。そしてそれを身近な人達とシェア出来れば、揺らぎようの無い安心感が湧いてきます。

本当に今まで味わった事が無いような、根っこからの爽快感。世の中の出来事や日常を通して感じると、ものすごい実感を伴ってくるんですね。