Mr.Busーstop(バス運転士の日記)

大手バス会社勤務の路線バス運転士です。バス運転士の日常をお届けしたいと思います。

バス経験者は、潰しが効く。

2024-03-10 23:44:46 | 日記

バス会社への就職は、良くも悪くもガチガチの組織に入ることで、サラリーマン的な働き方を好む方にはよい選択となります。


しかし、「組織に縛られるよりは、将来はフリーランサーとして独立したい。」と考える方には物足りない世界かもしれません。


特に若い方は、その傾向があってしかりと感じます。


バス運転士のよいところは、会社の指示ですべて仕事をし、健康管理に至るまである程度の面倒をみてくれることです。


また、昇進、昇給、部署異動なども、予め社内規定がしっかりしていて、それに沿って粛々と運営されているイメージです。


対しては貨物ドライバーの場合、大手企業は別として、普通の企業はそこまでカチッとした感じではなさそうです。


そのため、ある程度の自己責任で自由に将来を描いてみたいと考える若い人には、バス運転士よりもお勧めの業種です。


ただし、古い業界であることはバス業界とかわりなく、事前に業界のことは勉強しておく必要はありそうです。


癖のある「いも会社」が多いと聞きますので、充分なリサーチを怠らないのであれば考えてみてもよいと思います。


ちなみに、youtubeにある「貞山放送鉄生」という配信が大変参考になるので、是非、ご視聴下さい。


貞山放送鉄生

YouTube


バス運転士をやったけど、いまいち自分には合わないという方なども、是非、ご覧ください。


バスの免許である大型二種免許は、貨物業界でも活かすことができます。


二種免許は、一種免許の上位免許になりますので、大型一種が必要なトラックも運転することが可能です。


法律では、「第二種免許を受けた者は、その第二種免許に対応する第一種免許で運転することができる自動車等を運転することができる。(道路交通法第86条第2項)」と定められています。


ただし、トラック業界の場合は運転免許以外に、荷物や役務に対応した免許が必要になります。


ガソリン運搬などの場合は危険物取扱者免許がや、毒劇物運搬の場合は毒劇物取扱責任者免許、工場内でフォークリフトを使用する場合はフォークリフト免許などです。


一般的に貨物初心者は、フォークリフトの免許を取得すると就職が楽で、その後の展開はスムーズと聞きます。


確かに危険物や毒劇物運搬は、いくらバスの経験者でも、トラック初心者にはいきなりはやらせ難いと思います(ただし、40代位までの若い人なら就職できたとも聞きます。)。


バスの経験者は「潰しが効く」と申しますか、後の展開も容易に進むかもしれません。


もしも、バス運転士に興味がある方は、まずは「【どらなび】バス運転手専門の就職・転職支援求人サイト」合同説明会に参加して色々と質問してみることをお勧めします。


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バス会社の方や、業界の経験者の方に会えて、非常に有意義な時間を過ごせると思います。


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