先週の1月16日に深センに戻りまして、早1周間が経ちました。
本当はもっと早くブログ更新したかったのですが、何かと忙しい日々を言い訳に延び延びになりました^^;
今回の一時帰国の際は、ブログ友でありエンド友であり人生の先輩であるビッキーさんとお会いすることが出来ました(^^)
昼食をご一緒してから、千葉~埼玉の熱帯魚屋めぐりをし、とても楽しく有意義な時間を過ごすことが出来ました(^O^)/
judauともどもお世話になり有難う御座いました。
ビッキーさんから頂いたお魚たちが深センに上陸しましたので、ここに紹介させていただきます。
White Peacock(ホワイトピーコック)Laguna de los Patos North Lake 2004
シンプルなカラーリングで派手さこそありませんが、テールトップ部のピーコック斑とテール付け根のグリーンが美しいです(^^)
Orichid(オーキッド)Cumana 2006
今回ビッキーさんに無理を言って分けて頂きました^^;
写真は発色途上段階の若オスで、これからの成長が楽しみです(^^)
貴重なお魚を頂き、改めて御礼申し上げます。
まずはしっかり維持/累代に努めます。
そして、エンドラーズ以外に、メダカも頂いてしまいました。
当ブログでは初のお披露目ですが、実は昨年より密かにベランダに大鉢(容量40-50L)を4本置いて、メダカを飼育しております^^;
当初導入したのは、幹之(強光)、三色(錦透明鱗)、楊貴妃でした。
ベランダメダカの風景
三色錦透明鱗
浮かんでいるのは飼料です^^;
今回ビッキーさんより分けていただいたのは、流星です。
やはり浮かんでいるのは飼料です^^;
流星をお迎えしたので、それまでの幹之はプラケへお引っ越ししました。
ただし、流星はいわゆる背びれのない幹之ですので、オスが抱卵したメスを上手く抱えられない可能性もあり、ビッキーさんのアドバイスも有り、当地で繁殖した幹之オスの良好な個体を混泳させております。
深センは気候的に1年のうちメダカの産卵が可能な期間が3/4以上と、実はメダカの飼育にはもってこいの気候だったりします。
これから流星の累代にも励んでいきます(^^)
ここからは、思い立ちましてエンドラーズの「固定」に触れてみます。
先ず前提として、エンドラーズに対して「固定」という概念が曖昧であると思います。
系統によってはイレギュラー(表現違い)ということではなくとも、個体差の範疇でも表現にばらつきが出て来ます。
Blue Starを例に挙げますと、個体差による体格/テール/体色などにバリエーションが出ることは以前の更新でも説明しているとおりです。
仮にそれを以って固定されていないと定義してしまいますと、2006年までの採集系統でも同品種の中で個体差による体格の違い/ボディの体色やボディパターンのバリエーション/テールのパターンのバリエーションなど、出てくる系統がいくつも存在しますので、それらは品種として名称を与えられていながら、固定されていない系統ということになってしまいます。
つまり、こうした個体差を指して固定されていないと言い切るには、かくの如く矛盾をはらんでくるのです。
では個体差ではなく、イレギュラー(表現違い)についてですが。
エンドラーズに限らず、生物である以上イレギュラーが出てくるのは至極当然のことで、飼育環境下であっても、突然変異や先祖返り、何万分の1という確率でアルビノが出てくる可能性もあるわけですし、ゴールデンはもっと低い確率でも発生しうるわけですから、こういうイレギュラーがでてくることは至極当然のこととなります。
問題なのは、イレギュラーの発生率/出現率ではないでしょうか。
それから昨今欧州から輸入されている2008以降にベネズエラのCampomaやCumanaで採集されたエンドラーズについて、私自身が知り得ている事柄を下記します。
先ずこれらの魚の採集者からお聞きしているのは、採集者ご自身はラインブリードをしていない、ということです。
採集地別に水槽を分けられておりますが、各水槽には同じ場所で採集されたエンドラーズたちが混泳しているとのことです。
言い換えますと、採集者より魚を入手した際、雄雌ペアでパッキングされていたとしても、産仔された仔が親オスの表現とはまったく違う、ということがままあります。
これは、混泳水槽から個体を分けていただくので、その時点でメスが既にその水槽の中の別のオスと掛かっており、その別オスの仔が産まれたということであって、上記のような個体差やイレギュラーで出てくるものとは異なります。
そして、今回の一時帰国でマッキーさんともお会いすることが出来ました。
既にいくつものラックが並び、ほとんどをエンドラーズに充てられており、ここにもエンドラーズの深みにハマった大人がいて、とても嬉しくなってしまいました(笑)
そのマッキーさんが今取り組んでおられるのが、個体差のバリエーションで出てきたマッキーさん自身がお気に入りの表現のフレームテールとブルースターに処女メスをあてて、別水槽でペアリングし固定を試みていることです。
楽しみ方は人それぞれで良いわけですし、そこにはこうでなければいけないという正解や不正解はないのだと、改めて実感しました(^^)
当ブログのRSSアドレスはこちら。
本当はもっと早くブログ更新したかったのですが、何かと忙しい日々を言い訳に延び延びになりました^^;
今回の一時帰国の際は、ブログ友でありエンド友であり人生の先輩であるビッキーさんとお会いすることが出来ました(^^)
昼食をご一緒してから、千葉~埼玉の熱帯魚屋めぐりをし、とても楽しく有意義な時間を過ごすことが出来ました(^O^)/
judauともどもお世話になり有難う御座いました。
ビッキーさんから頂いたお魚たちが深センに上陸しましたので、ここに紹介させていただきます。
White Peacock(ホワイトピーコック)Laguna de los Patos North Lake 2004
シンプルなカラーリングで派手さこそありませんが、テールトップ部のピーコック斑とテール付け根のグリーンが美しいです(^^)
Orichid(オーキッド)Cumana 2006
今回ビッキーさんに無理を言って分けて頂きました^^;
写真は発色途上段階の若オスで、これからの成長が楽しみです(^^)
貴重なお魚を頂き、改めて御礼申し上げます。
まずはしっかり維持/累代に努めます。
そして、エンドラーズ以外に、メダカも頂いてしまいました。
当ブログでは初のお披露目ですが、実は昨年より密かにベランダに大鉢(容量40-50L)を4本置いて、メダカを飼育しております^^;
当初導入したのは、幹之(強光)、三色(錦透明鱗)、楊貴妃でした。
ベランダメダカの風景
三色錦透明鱗
浮かんでいるのは飼料です^^;
今回ビッキーさんより分けていただいたのは、流星です。
やはり浮かんでいるのは飼料です^^;
流星をお迎えしたので、それまでの幹之はプラケへお引っ越ししました。
ただし、流星はいわゆる背びれのない幹之ですので、オスが抱卵したメスを上手く抱えられない可能性もあり、ビッキーさんのアドバイスも有り、当地で繁殖した幹之オスの良好な個体を混泳させております。
深センは気候的に1年のうちメダカの産卵が可能な期間が3/4以上と、実はメダカの飼育にはもってこいの気候だったりします。
これから流星の累代にも励んでいきます(^^)
ここからは、思い立ちましてエンドラーズの「固定」に触れてみます。
先ず前提として、エンドラーズに対して「固定」という概念が曖昧であると思います。
系統によってはイレギュラー(表現違い)ということではなくとも、個体差の範疇でも表現にばらつきが出て来ます。
Blue Starを例に挙げますと、個体差による体格/テール/体色などにバリエーションが出ることは以前の更新でも説明しているとおりです。
仮にそれを以って固定されていないと定義してしまいますと、2006年までの採集系統でも同品種の中で個体差による体格の違い/ボディの体色やボディパターンのバリエーション/テールのパターンのバリエーションなど、出てくる系統がいくつも存在しますので、それらは品種として名称を与えられていながら、固定されていない系統ということになってしまいます。
つまり、こうした個体差を指して固定されていないと言い切るには、かくの如く矛盾をはらんでくるのです。
では個体差ではなく、イレギュラー(表現違い)についてですが。
エンドラーズに限らず、生物である以上イレギュラーが出てくるのは至極当然のことで、飼育環境下であっても、突然変異や先祖返り、何万分の1という確率でアルビノが出てくる可能性もあるわけですし、ゴールデンはもっと低い確率でも発生しうるわけですから、こういうイレギュラーがでてくることは至極当然のこととなります。
問題なのは、イレギュラーの発生率/出現率ではないでしょうか。
それから昨今欧州から輸入されている2008以降にベネズエラのCampomaやCumanaで採集されたエンドラーズについて、私自身が知り得ている事柄を下記します。
先ずこれらの魚の採集者からお聞きしているのは、採集者ご自身はラインブリードをしていない、ということです。
採集地別に水槽を分けられておりますが、各水槽には同じ場所で採集されたエンドラーズたちが混泳しているとのことです。
言い換えますと、採集者より魚を入手した際、雄雌ペアでパッキングされていたとしても、産仔された仔が親オスの表現とはまったく違う、ということがままあります。
これは、混泳水槽から個体を分けていただくので、その時点でメスが既にその水槽の中の別のオスと掛かっており、その別オスの仔が産まれたということであって、上記のような個体差やイレギュラーで出てくるものとは異なります。
そして、今回の一時帰国でマッキーさんともお会いすることが出来ました。
既にいくつものラックが並び、ほとんどをエンドラーズに充てられており、ここにもエンドラーズの深みにハマった大人がいて、とても嬉しくなってしまいました(笑)
そのマッキーさんが今取り組んでおられるのが、個体差のバリエーションで出てきたマッキーさん自身がお気に入りの表現のフレームテールとブルースターに処女メスをあてて、別水槽でペアリングし固定を試みていることです。
楽しみ方は人それぞれで良いわけですし、そこにはこうでなければいけないという正解や不正解はないのだと、改めて実感しました(^^)
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確かに温暖な深センならば外飼いでもほとんどの時期がメダカ繁殖期で楽しめそうですね♪
そういえばウチのベランダにも幹之がいるはずですが元気しているでしょうか?笑
エンドラーズの固定・品種の定義って現時点では曖昧ですよね!
記事での例示、ブルースターの体型・ボディカラー・尾びれのバラツキは突き詰めていけばそれぞれ固定できそうな気がしますが、大まかな方向性から外れていない表現のものであれば同一品種だと捉えています。
例えば、モザイクなグッピーでは柄がバラつき、ピンテールで尾びれの形が定まらないのは、固定云々ではなく、それぞれ同一品種内でのグレードの違い、系統を鍛える鍛えないの話だと思います。
人間の主観で見て地味だと思うものを排除しながら自分好みに仕上げる・固定することが果たして原種維持といえるのか、綺麗なのを創りはじめたら改良品種の仲間入りじゃないのか?ってのが次に出てくる疑問です。
主観で魅力がなく見える地味♂だって、野生化では次世代にバトンタッチしているはずです。
原種維持主義的に言えば、体型異常等以外は選別してはならず、採集者さんのブリード方法はその手法なのだろうと思います。
反対に、前述のエンドの固定を図り系統を鍛えていく姿勢は、コンテストブリーダーの姿勢に近いと思います。
もちろん、どちらが正解・不正解の話ではなく、人それぞれ楽しみ方の違いだけのお話です。
僕自身、ロカリティの違うのは収拾がつかなくなるので混ぜないでおこうというルールを設けてはいますが・・。
ブルースター♀にはどんな遺伝要素が乗っかっているのか、マッキーさんのフレームテール♂×ブルースター♀の結果に興味津々です!
先ず、当方の表現が悪く言葉足らずで、誤解を与えていまいました件、ご説明します。
マッキーさんが試みているのは、ブルースター、フレームテールそれぞれマッキーさん自身のお好みの表現を、別々に固定されようとしている、ということでして、ブルースターxフレームテールの交配をされようとしているのではありません。
そうなんです、昨年からベランダメダカにも手を染めてしまいました^^;
ベランダの空いたスペースがもったいないな~と常々思っていたのと、深センの気候にマッチしているメダカを飼わない理由はないというjudauの悪魔の囁きによる結果です(笑)
固定の定義にしても、そもそも固定(ラインブリード及び選別含め)という考え方が原種維持という観点では疑問が生じてくるのも、まさに仰るとおりだと思います。
つまり、固定にしても原種維持にしても、かなり曖昧な部分を含んだまま使用されている言葉であるということを、それらの言葉を使う際に己自身も気をつけなければならない、と認識を新たにしました。
それでは僕もここで悪魔の囁きを一つ・・。
中国金魚も楽しいのではないでしょうか?笑
なるほど、マッキーさんがされているのはブルースターとフレームテールのクロスではなく、それぞれの品種内での好みの表現の固定ということでしたか!
こちらこそ、勘違い失礼致しました(^_^;)
マッキーさん仕上げのブルースターにフレームテール、どのように推移するのか楽しみですね♪
悪魔の囁きパート2^^;中国金魚^^;
中国ではメダカ飼育は全くと言っていいほど浸透してませんが、金魚はすごくポピュラーな存在で、SOHOから車で15分位のとろこにある花弃世界という場所に結構な種類の金魚が販売されているのを、以前は横目でちら見するだけで済んでいましたが...、いや我慢我慢(笑)
マッキーさんの気に入った表現の推移がどうなっていくか、私も楽しみにしています。
それぞれの飼育者の方々がご自身の好みを探りながら楽しむ世界、いいですよね~♪
お会いした際は本当にありがとうございました。
ピーコックにオーキッド、加えて流星も無事に上陸出来たようで何よりです。(^-^)
オーキッドはより発色が進んだようで一際鮮やかになった気がします。当方もオーキッドは何とか一時期の不調期を脱したようですが、まだまだ油断出来ません。
流星の産卵床、一つずつ使った方が良いような気がします(笑)
品種固定のパートはウンウンうなづきながら読ませて頂きました。
原種に固定はそぐわない・・・難しいところですね。本来、原種には固定などせずにフィールド同様にあるがままの姿での累代が理想でしょうが、いかんせん水槽と言う閉鎖環境では個体数が限られエンドラーズの表現の多様性からすれば数百いや数千分の一しか表現されない気もします。
やはりここはそれぞれの飼育者の考え方で楽しむのが一番です。
趣味ですから十人十色で楽しみましょう。
数年先に、それぞれが飼育した同種個体を持ち寄って違いを比べるのも楽しいじゃないですか!
本当に月日の経つのは早いもので、もう1月末ですもの^^;
あと2週間くらいで当地は旧正月です。
日本一時帰国時はこちらこそお世話になり有難う御座いました。
上陸時に調子の思わしくなかったホワイトピーコックのオスも何とか持ちこたえてくれており、オーキッド、流星はコンディション良好です。
まずは代を繋げられるよう、ベストを尽くしていきます(^^)
そうでした(汗)
頂いた産卵床、全て入れてしまいました。
既に流星の産卵がありまして、産卵床は3つともマラカイトグリーンを適宜投入したプラケに浮かんでおります^^;
孵化が完了したら1つづつ順番に使用していきます^^;
固定/原種維持については、仰るとおり飼育者の考え方で楽しむということですよね(^^)
数年先に各々の同系個体がどうなっているか、それを見る楽しみ、1票入れさせて頂きます(笑)
また楽しみが増えました!!
一時帰国の時は、ありがとうございました
先発で送ってもらった、魚達も落ち着いています。
一時帰国の際は、こちらこそお世話になりました。
マッキーさんの沢山のお魚たちを拝見して、とても楽しいひと時を過ごさせて頂き、そしてとても感銘を受けました。
今の飼育環境を拝見する限り、維持されているだけなどとは思えませんし、お好みの表現を追いかけられ楽しまれているのを見て、こちらまで楽しくなってしまいましたから、成果は結構早く出てくるのでは?とプレッシャーをかけちゃいます(大笑)
お送りした魚たち、落ち着いたようで何よりですね♪
殖やすの手伝ってくださいね(笑)