この懐かしき本たちよ!

まだ私の手元に残っている懐かしい本とそれにまつわるいろいろな思い出、その他、とりとめのない思いを書き綴りたい。

#211 毛毛著「我的父親 小平」2

2005年10月25日 | その他
「要は、君は中国語の本も持っているし、ちょっとはそれを読んでいるということが言いたいんだね。」「そう言われれば恥ずかしいけどそうなんかな。」「君も結構可愛ところがあるんだね。」「誰でもそうだよ。」「そうだね。不得意なことほど、人はちょっとできるんだということを見せたくなるんだね。」「よくわかってるじゃないか。」

「ついでに、この本の目次を最後まで書いてみたらどう?」
「そうだね。折角の君のご提案だから書いて見ようか。でも長すぎるからまた途中までだね。」

11.従倹学到勤工之道
12.為了生存求学而闘争
13.在哈金森工廠
14.旅欧共産主義組織的建立
15.革命歴程的起点
16.党的錘練
17.告別―仏蘭西
18.在十月革命的故郷
19.第一次国内革命戦争的風雲変幻
20.走出腥風血雨
21.二十四歳的中央秘書長
22.張錫援媽媽
23.戦門在龍譚虎穴之中
24.在広西的政治舞台上
25.到広西去

「とりあえず、ここまでぐらいだね。あとは省略」
「難しい字が出てくるね。パソコンの変換でこの漢字は出てくるの?」
「出て来ないのも多いね。」
「では、手書きで漢字を見つけるの?」
「そうなんだよ。大変だよ。」
「同じ漢字の世界といってもまだまだ、距りがあるんだね。」
「そうだよ。でもこの本のいいのは、香港での印刷なので、あの
 中国の変な簡体字を使っていないので有難いんだ。」
「そういえばそうだね。」
「そうなんだよ。」
「でもこの目次をみていると、なんとか何が書いてありそうか、わかるような気がするね。」
「そうなんだよ。例えば小平が若い頃、フランスにいたことがあるなんてね。」
「あの田舎の小父さん然としていた小平も、フランス語を使っていたこともあるんだね。」
「そうなんだね。意外と流暢なフランス語が話せたことがあるのかも知れないね。」
「そう思うとちょっと見直してしまうね。」
「ベトナムのホーチミン大統領のフランス語は上手だったね。」
「ああ、そうかね。」

「まあ、君が中国語の本も持っているし、多少はその本を読んでいるかもしれないということは
 認めてやろう。」
「有難う。かっこうだけっだけどね。」
「それは、言われなくてもわかっているよ。」
                             おわり


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