この懐かしき本たちよ!

まだ私の手元に残っている懐かしい本とそれにまつわるいろいろな思い出、その他、とりとめのない思いを書き綴りたい。

#604 「Y先生の笑顔」

2009年10月31日 | 随想
先々週、先週と関西に行き、Y先生にお目にかかった。
先々週は、紹介ということで、昔、学生時代に学生寮で同じ部屋だったYAさんが
一緒に行って下さった。

Y先生もYAさんも、法曹界のベテラン。お二人とも高等裁判所の判事を経験しておられる。お二人とも今は弁護士。

Y先生は私より若干若い。

それにしてもY先生は何と頭の切れる方かと感心した。小さなことで、こちらがくどくどとお話することを、笑顔で聞きながら、要点がすっと先生の頭に入っているようだ。

こちらのベースでわかりにくことを、わかりやすくくどくどとお話する私の方がまるで間が抜けて見える。

私はすっかり、Y先生のフアンになってしまった。

YAさんは何とも懐かしい。半世紀前に互いに交流した20歳前後の時の若い心は
年齢に応じ外観が変わっても、そのままに感じられる。

新幹線で東京に戻る途中、Y先生の笑顔がどこかで見なれた笑顔とそっくりなことに気付いた。

誰だろう誰だろうと考えていたが、新幹線の中で思い出した。

そうだ、学生時代にお世話になった、西村秀夫先生の笑顔にそっくりなのだと思い出したのである。

とたんに、半世紀前の西村秀夫先生の顔や、今会ってきたYAさんの顔や、笑顔で終始私に応対して下さったY先生の顔がいりまじって、涙が出てきたのであった。



画像:筆者撮影


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画像:筆者撮影







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