タイ語と言えば、この本も本棚に残っていた。この本は今でも書店でも国際空港の売店でも売っているようである。各国語の同じ体裁のシリーズの一つである。私もこの本をポケットに入れてタイに行ったのであろう。この本には、会話のカセットもついているので便利である。しかし、タイ語のまだわからない殆どの旅行客は、この本を見ても自分で話すということはできないであろう。せいぜい、このタイ文字で書かれた部分を指差して相手にそれを読んでもらってタイ人の相手にこちらの言いたいことを察してもらう、という使い方ができるのであろう。
しかし「今日は」、とか「有難う」とか「失礼ですが、」いうような簡単な言葉を覚えるのには良いであろう。それにカセットで発音を聞けるというのはとてもよい。しかし、文章の最後に「クラップ」(男性の場合)とか「カー」(女性の場合)いう言葉をつけて丁寧に言うというような説明はついていないようである。このシリーズは各国語とも同じ体裁で作られているので紙面に限りがあるのであろう。
余談であるが、「マイペンライ」(かまわない。しかたがない。)という言葉は私はタイ語を全く知らない学生時代に、タイ語とは知らずによく学生同士で使っていたような気がするのだが、私の記憶違いだろうか。「いいや、いいや」とか「しょうがない。」「大丈夫だ。」というときに、実に使いやすい適した言葉だったような気がするのである。
画像:トラベル・タイ語会話手帳 クリエン・クライ・ラワンクル著 語研発行 1984年12月初版 1985年12月第2刷発行
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先生はチュラロンコンを出た女性でしたが、「タイ語には文法は無い。」などと言っていました。 確かに文法的には本当に簡単で易しいのですが、音になると全く難しくて音を上げました。
私が幾ら先生の真似をして発音してみても「違う、違う」ばかりで、どこがどう違うのか全くわからない事が多かったです。 でも先生は私が話すと私の癖は判っているので、理解してくれますが、町に出て初めての人と話すと中々判ってくれなかったですね。
ゆっくり、考えながら話すといいのですが、一寸慌てると矢張り、英語、日本語的な発音になってしまうのでしょうね。
昔の思い出です。
3ヶ月でタイ語を話せるようになり、20年後の今でも忘れておられないとは、素晴らしいですね。
外国語の発音は本当に実に難しいのですね。
私が今中国語を習っている若い中国人の女性の先生は日本のテキストに書いてあるカタカナの発音は絶対にみないようにとおっしゃいます。間違った発音になってしまいからだとおっしゃいます。
外国語は何ヶ国語勉強されましたか?ぜひ教えて下さい。