この懐かしき本たちよ!

まだ私の手元に残っている懐かしい本とそれにまつわるいろいろな思い出、その他、とりとめのない思いを書き綴りたい。

#599 「岡田外相とヒラリー・クリントン米国国務長官」1

2009年09月24日 | 時事
私は最近よくTVを見ている。民主党新政権がどのように活動を始めるかとても関心がある。

岡田外相とヒラリー・クリントン米国国務長官との初会見での2ショットを見てほっとした。というより嬉しくなった。二人はしっかりと握手している。しっかりとである。

そして2人の表情もちょっと大げさに言うと、まるで高校時代の同級生が久しぶりに会ったように柔らかな笑顔を浮かべている。自然である。

2人が並んでクリントン国務長官が記者団に向かって話しはじめる。
実に礼儀にかなった、しかも心のこもったような挨拶をした。
新民主党政権へのお祝いと政権誕生の後、すぐに自分たちに会いに来てくれた感謝の気持ちを述べる。
さすが立派なものである。
クリントン長官
「Well, let me say what a great privilege it is for me to welcome the foreign minister so soon after he has taken his new position・・・」
「外務大臣(岡田外相のこと)が就任されてからこんなに早くお迎えできるのは私にとって何という素晴らしい光栄でしょう。」(私の訳 文字通り拙訳であるが)
とクリントン長官が勿論英語で話しはじめると、so soon と彼女が言ったところで、岡田外相がfive daysと言って彼女に注意をうながしたのである。

ヒラリー長官はそれを聞いてすぐににこやかに岡田外相を見ながら、 five days と言い直したのである。

何と息の合った2人だろうと、TVを見ていて私は嬉しくなった。

岡田外相もにこやかであった。

私はこの頭のよい2人の間の今後の実りある外交交渉を期待できると思ったのである。 日本の国会でよく見られるつまらないレベルでの応酬はないだろうと思うのである。         

(つづく)

*クリントン国務長官の挨拶の英語は米国国務省のホームページより。:

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