この懐かしき本たちよ!

まだ私の手元に残っている懐かしい本とそれにまつわるいろいろな思い出、その他、とりとめのない思いを書き綴りたい。

#209 「ひとり歩きの中国語自遊自在」

2005年10月20日 | 語学
いろいろな中国語会話の本を持っているが、それぞれをどのように買ったのかは、もうよく覚えていない。普通の書店で買ったものもあろう。空港でフライトを待つ間に買ったものもあろう。それぞれ、今持っているものより何かしらより魅力があったから買ったのだろう。この本「ひとり歩きの中国語自遊自在」も各国語のものがあるシリーズである。この本がほかのものよりよいと思ったのは、多分、巻末に「よく使う動詞解説」とごく簡単 . . . 本文を読む

#208 徐州「虞や虞や若(なんじ)を奈何(いかん)せん」

2005年10月20日 | 寺社、名所、史跡、祭礼
徐州には小高い丘に、古代の中国の英雄、項羽の小さな記念堂があった。 力は山を抜き、気は世を蓋(おお)う 時に利あらず騅(名馬の名)逝かず 騅逝かざるを奈何(いかん)せん 虞や虞や若(なんじ)を奈何せん という項羽の最後の言葉(詩)を思い浮かべたし、記念堂にもこの項羽自身が作ったという詩が書いてあった。そして項羽と虞美人の人形もおいてあったと思う。 「虞や虞や若(なんじ)を奈何せん」という一節 . . . 本文を読む