麒麟ZEROの謎

2008-07-06 22:23:08 | Weblog
 なんか突然暑くなりましたな。本日本年はじめてエアコン
稼動させました。いやー、環境問題とか色々あるのはわか
っておりますが、やはりこの涼しさはたまらんとです。

 で、外出などするとつい喉の渇きを癒すため、スポーツド
リンク買えばいいのについ発泡酒や缶ビールなどを購入し、
歩きながらグイっとやっちゃったりするわけです。これがまた
おいしいのね。この手の酒って利尿作用が高いから水分補
給としては妥当でない。そのことをちゃんとわかっているに
もかかわらず。

 メーカーの方もわたしのような人間をターゲットにしてるん
だかしてないんだか、夏を向かえるチト前に新製品がガー
ンと出てくるわけであります。舌が馬鹿なことに関しては確
たる自覚があるわたくしではありますが、それでも新製品の
発泡酒やビールをあれこれ選んで味わってみるのは楽しい
ものであります。ビールはモルツ、発泡酒なら淡麗生グリー
ンラベルがいちばんおいしいと思ってわたくし。第三のビー
ルと言われてるものについては、某社の製品のあまりの不
味さから、なんというか「羹に懲りてなますを吹く」な状態で
ありまして、「のどごし生」以外はあえて避けております。田
村正和が「ビールと間違えました」などというコマーシャルを
流している「麦とホップ」、あれなぞ飲んでみたいんですけど
ね。あれ飲んで万一モノスゲー不味かったら田村正和の名
誉にかかわると。まあ、広告代理店の書いたキャッチフレー
ズ読んでるだけなんでしょうけども。
 
 さてそんな中で麒麟ZEROであります。糖類削減というこ
とならすでに「7割オフ」を売りにしている淡麗グリーンラベル
(これがまた結構おいしいのね)があるにもかかわらず新製品
の投入、被ってるにもかかわらず投入したんだからこりゃ相
当の自信作なんだなと思いつつコンビニで買うて飲みますと
まったく味がない。淡麗生グリーンラベルも癖のない味であり
ましたがこっちはもう味自体が無味に近い。ZEROは糖類ゼ
ロだけでなく味もゼロの意味かと思った次第であります。で、
なにげなく原材料の記載を見てみると「麦芽、ホップ、糖類、
豆たんぱく、酵母エキス」と。糖類ゼロが売りであるにもかか
わらず原料が糖類? とても不思議に思ったわけであります。

 まあよく調べてみると答えは簡単、「糖質0」とは糖がまった
くはいっていないという意味ではなく、「100mlあたり糖質が
0.5g未満」であれば「糖質0」として表示が可能らしいという
ことなんでありますな。「糖がまったく無い」という意味でない
から原料に糖類があっても矛盾はない。納得したもののなんか
だまされた気分が残るのもまた確かであります。

 食品表示について偽装やらなにやらが話題になっている昨
今、こういう誤解を生む表示をするのは妥当なのかどうか、プ
ロ市民並みにチコっと考えた次第であります。なお、昨晩の夕
食は中国産うなぎ蒲焼、「これ以上偽装のしようがあるかコノ
ヤロウ」の食べ物でありました。脂が乗って大変おいしゅうご
ざいました。いろんな薬品もはいっているかもわからんですが。