何故死んでしまったの…祥一郎の生きた証

私は2015年12月28日、20数年共に暮らした伴侶である祥一郎を突然喪いました。このブログは彼の生きた証です。

貧乏でごめんね………祥一郎

2016年01月09日 | 日記
もうこの街から去りたいと思う。この部屋を後にしたいと思う。

けれども、それにはけっこうなお金がかかるだろう


今私に潤沢に金が有ったのなら、行動に移した可能性はある。

しかし、でも、いざその時になれば、祥一郎の面影がそこここに残った、この街この部屋から永遠に去ることに躊躇するかもしれない

いずれにせよ、私はまだ、この街この部屋で暮らしていく他は無い


貧困というのは、選択を狭めてしまう。

祥一郎がこんなことになったのも、おいそれと医療を受けられなかった貧困な生活がひとつの原因だったのだろう。


祥一郎………貧乏な生活しかおくれなかったことを許しておくれ。
こんな私に着いてきたばっかりに………

今度お前が生まれ変わったら、おもいきりミュージカル俳優の道を極めて、バレエのレッスンに精を出して、好きな化粧品を好きなだけ買って、ブランド物の服をいっぱい買って、ひろーい部屋に住まわせてあげたい。


今は強くそう思っている。



だから、だから祥一郎、現世での私を許しておくれ……