ボリショイ劇場 & シドニ-オペラハウス観劇記

元モスクワ、現在シドニ-赴任の元商社マンによるボリショイ劇場やシドニ-オペラハウスなどのバレエ、オペラ観劇記です

戦争と平和-2-

2005年12月10日 | Weblog
長大な小説から恋愛部分、舞踏会部分など舞台に向くところを強調したのが第一幕でナターシャ役が写真中央のYekaterina Scherbachenko(ソプラノ)、右がアンドレイ役のAndrey Grigoriev (バリトン)、左がクツーゾフ将軍役のPaata Burcheladze. 合唱の導入部分の後は壁にもたれてアンドレイが春の夜の物憂げな思いを歌っていると壁の中段がせり出してそこからナタ . . . 本文を読む

戦争と平和-Opera-初演

2005年12月10日 | Weblog
初演が数日遅れたトルストイの戦争と平和(ВОЙНА И МИР)の再オペラ化初演に昨夜(12月9日)に行って来ました。日本人会の忘年会を欠席しての観劇でしたがそれだけの価値のある公演でした。戦争と平和そのものの小説が超大作で当方今だ読んでおらずオペラで初めてそのストーリーの全体を理解するという始末ですがオペラの方も小説同様 大作で7時20分より途中休憩1回(20分ほど)入れて11時頃まででした。初 . . . 本文を読む

ファラオの娘2-岩田さん

2005年12月04日 | Weblog
ファラオの娘では岩田さんが登場するので楽しみにしていたのですが2日共登場されたのですが猿の役で登場場面は少しでした。着ぐるみで更に顔にも化粧しているので岩田さんとは外見からは判りませんが猿が主人公の持っている果物を横取りするという演技は如何にも猿になりきっている演技で拍手を受けていました。 写真は上演後の劇場全体の写真ですがごらんのようにだだっ広い1階席でボリショイ劇場のように廻りを囲む席が無いの . . . 本文を読む

ファラオの娘

2005年12月04日 | Weblog
11月29日、30日の両日にクレムリンの劇場でボリショイのファラオの娘のバレー公演がありました。30日に出張になりそうだったので29日の分を後で買ったのですが結局出張が無くなったので両日共見に行くことが出来ました。同じ演目を続けて二日とも見るという贅沢というか初めての経験でしたがプリマが29日はSvetlana Zakharova,30日はMarina Aleksandrovaとボリショイを代表す . . . 本文を読む

Concertの正体2

2005年12月04日 | Weblog
と言う訳で図らずもバレエ学校の公演を見ることとなったのですが同じ題目をやっていても本体の公演の舞台装置をそのまま使うのでなく写真のように大幅に簡素化された舞台装置でした。バックはクリスマスツリーの実物の代りに画像で代用とか。又バレーの内容そのものもまだまだ技術的に未熟な学生が踊れるLevelに合わせて難易度の高い踊りはなく堅実にこなす事を第一にした舞台。筋書きにしても本体の公演では大人のバレリーナ . . . 本文を読む

Concertの正体

2005年12月04日 | Weblog
以前のブログに11月27日のお昼にConcertというバレーがあるなどということを書いてしまいましたが真っ赤な嘘でした。ボリショイに行って見て初めて気が付いたというお間抜けぶりでしたがボリショイでConcertとHPのInternetのTicket販売Siteに記載がある時は国立モスクワ舞踏アカデミー(通称ボリショイバレエ学校)の公演のことだったんですね。添付がその時のチケットの裏側の表示なのです . . . 本文を読む