ボリショイ劇場 & シドニ-オペラハウス観劇記

元モスクワ、現在シドニ-赴任の元商社マンによるボリショイ劇場やシドニ-オペラハウスなどのバレエ、オペラ観劇記です

バヤデルカ-3-

2005年12月14日 | Weblog
ニキアが死んだ後 ソレルは夢の中でニキアと再会する。 この影の王国の精霊達のゆっくりとした踊り(アラベスク・パンシェと専門的には言うそうですが)は青白いライトの効果と相俟って大変幻想的で最高でした。 舞台の奥からゆっくり一列に並んでスロープを降りてくるのです。その後8人x4列の踊りです。 この精霊達のカーテンコールの風景の動画でその雰囲気がお感じ頂けると思います。 写真はニキヤ(Nadez . . . 本文を読む

バヤデルカ-2-岩田さん-

2005年12月14日 | Weblog
このバレエでは岩田さんがGolden Idol(金の小神)を演じ得意のジャンプで空中で仏のポーズをとったりされました。 筋の方ですがガムザッテイが夫となるソロルとニキアが今まで愛し合っていたことを知り 又一度はニキヤが嫉妬に狂ってガムザッテイを殺そうとしたことから逆に手下を使って毒蛇を使ってあろうことが自分たちの婚約披露宴で祝いの踊りを踊るニキヤを殺してしまいます。 ソロルがその美貌に一目惚れ . . . 本文を読む

ラ・バヤデール(バヤデルカ)-バレエ

2005年12月14日 | Weblog
11月3日にボリショイで見たインドを舞台としたバレエです。1904年にボリショイで初演され今回で277回目の上演、今回の演出は1991年版でこの番で102回目の上演でした。作曲レオン・ミンスク、台本 セルゲイ・クデコフ、マリウス・プティパで初演はマリンスキー劇場1877年というロシア製のバレーです。 バヤデールというのは寺院での巫女で舞姫のことをで悲劇のヒロインはこのバヤデールのニキヤです。この . . . 本文を読む

金鶏-3-

2005年12月14日 | Weblog
黄金の雄鶏とそのまま和訳しておりましたが通常 「金鶏」と呼んでいるとの御指摘を受けましたので早速修正しました。失礼しました。さっそく金鶏で検索するとCDの解説がありこれに大変詳しいあらすじがありました。 これを読んでやっと何故女王にたぶらかされたのか判りました。女王は囚われの身だった、2人の王子は彼女を取り合って相打ちで死んだとの説明を王様が信じたということのようです。確かに天幕に向かって砲撃し . . . 本文を読む