ボリショイ劇場 & シドニ-オペラハウス観劇記

元モスクワ、現在シドニ-赴任の元商社マンによるボリショイ劇場やシドニ-オペラハウスなどのバレエ、オペラ観劇記です

新国立劇場バレエ団 『カルミナ・ブラーナ』『ガラントゥリーズ』の寄稿(初日)-2-

2010年05月05日 | Weblog

Nさんの寄稿の続きです。
 

冒頭のフォルトナのソロの後に踊られる、

堕落する前の神学生たちによる

祈りのポーズを取り入れたストイックなダンスも見所である。

 

白鳥の湖のような有名古典作品でもなく、

また神学生3が舞台上で服を脱いだり、

衣装が斬新であったりと、

衝撃の強い場面が多い作品で、

敬遠する方もいらっしゃるかと思う。

(まずポスターからして衝撃が強すぎるが)

 

しかしながら先述した通り、

冒頭から何もかもに圧倒され、

(何本もの大きな十字架が一斉に降下する!!)

あれこれ深く考え込まずに楽しめる作品である。

 

これは本当に必見作品!

とにかく劇場に足を運ばれることを強くおすすめします!!

 

同時上演の『ガラントゥリーズ』は

カルミナとは異なる、爽やかな作品で

特に物語はないが、

ダンサーたちの流れるような美しい踊りを堪能できた。

中でも川村真樹さんの楚々とした柔らかな踊りが

印象に残った

 

両作品とも明日以降もう2組のキャストも鑑賞するが、

楽しみになるばかりである



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