Nさんの寄稿の続きです。
冒頭のフォルトナのソロの後に踊られる、
堕落する前の神学生たちによる
祈りのポーズを取り入れたストイックなダンスも見所である。
白鳥の湖のような有名古典作品でもなく、
また神学生3が舞台上で服を脱いだり、
衣装が斬新であったりと、
衝撃の強い場面が多い作品で、
敬遠する方もいらっしゃるかと思う。
(まずポスターからして衝撃が強すぎるが)
しかしながら先述した通り、
冒頭から何もかもに圧倒され、
(何本もの大きな十字架が一斉に降下する!!)
あれこれ深く考え込まずに楽しめる作品である。
これは本当に必見作品!
とにかく劇場に足を運ばれることを強くおすすめします!!
同時上演の『ガラントゥリーズ』は
カルミナとは異なる、爽やかな作品で
特に物語はないが、
ダンサーたちの流れるような美しい踊りを堪能できた。
中でも川村真樹さんの楚々とした柔らかな踊りが
印象に残った。
両作品とも明日以降もう2組のキャストも鑑賞するが、
楽しみになるばかりである
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