毎年、年末になると姑が餅菓子屋に正月餅を注文して、私たちにも配ってくれます。
97歳になる姑は、分厚いのし餅を自分で切り、思う存分頂く事が年に一度の楽しみですし、
お店に行くと「何歳になったの、元気だね!!」と声をかけられるのも、うれしかったのです。
それなのに~!!
長年のお付き合いがある餅菓子屋は、店主もご高齢です。
悲しいことに、今年は、もう廃業されていました (>_<)
で、急遽探したのが、桶川市の餅専門店「栄屋菓子舗」さんです。
JR桶川駅から真っ直ぐに旧中山道につきあたる、少し手前の左側です。
駐車場は道路の向かい側にあり、分かりやすいです。
27日のことなのですが、近隣で予約できるところもなく困っていましたら、
朝9時過ぎのNHK「あさイチ」で「桶川市『大忙し!お餅専門店』」と放送されていたのです~♪
放送中、すぐに電話をしたのですが、応答するはずはありません。
生中継の最中なのですから・・・。
番組が終わってから電話すると、快く予約を受け付けてくださいました。
お餅の専門店ということなのですが、
塩あんびん、芋ようかん、カステラなどもあるようです。
満一歳を、一升餅で祝う場面が紹介されています。
店内には、予約の正月餅がずらり。
他には鏡餅、塩あんびん、海苔なまこ餅、粒あん、こしあん、きな粉位です。
本当に、専門店なのですね~♪
この様に機械ではありますが、石臼と杵でついています。
HPでは、のし餅を作る工程も、動画で紹介されています。
で、美味しいのでしょうか、格段に違うのでしょうか?
実は!!
テレビで見たのですが、突き上がったときに餅にあるモノを添加していたのです。
スタッフの手にはワサビのチューブが握られていました。
「カビを防止するためなんです」
え、味に影響はないのですか~?
「わさびの辛みは熱で飛んでしまいますので全く影響ありません」
ほーっ、なるほどね。
頂いた2キロののし餅ですが、姑は1晩寝かせてから包丁で切ります。
私は、まだ柔らかいうちに調理用のハサミでカットしてしまいました♪
切れ端を頂いてみましたが、ワサビの香りは全くしませんでした。
カビが生えづらいのかどうか?
食べきれない分は冷凍しますので、何とも分りません。
お味は、しっかりとした粘りでずっしりとしたお米らしさが感じられました。
ん?
私の勘違いなのでしょうか。
ワサビが入っているのは、鏡餅だけなのかも???
確認は致しておりません。
一緒に購入した粒あんは、甘さが抑えられていて大変美味しかったです♪
お店の方の前で、きな粉も美味しそう、塩あんびんもいいな、とつぶやきましたら、
「新年は3日から営業しておりますから、
お召し上がりになるときに、つきたてをお買いになってはいかがですか」
とおっしゃってくださいました。
はい、そう致します~♪
このブログを記載しているウチに、強烈にお餅を味見したくなりました!!
今、お汁粉にして頂いています。
見た目にそれほど分厚くはなかったのですが、もう、お餅の塊のようなボリュームを感じます。
これは、かなりのお米感で、もっちりと美味しいです~♪
お正月でなくても、頂くかも。
(店舗情報)
■ 栄屋菓子舗
住所 : 埼玉県桶川市寿1−15−22
駐車場 : 店舗裏に4台程度
電話 : 048−771−1222