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ヘルニア腰痛なら(医師も通う)FOA 春日井店(愛知県春日井市)の院長が語る痛みのない爽快な身体の創り方!

春日井市で腰痛ヘルニア、ぎっくり腰、椎間板ヘルニアなら最新整体FOAの春日井店、院長ブログ

せっかちな人

2010年01月08日 11時04分01秒 | Weblog
Sさん(60代、主婦)は月に一度、定期的にご来院されています。
いつも明るく会話の楽しい方です。

そんなSさんが血圧が高いからと内科を受診されたとのこと。
そのとき担当の先生にこう言われたそうです。


「せっかちですね。もっとゆったりされてはどうですか?」
血圧の高くなる人はせっかちな人が多いとか。

的確な事を仰る先生ですね。

「そんなにまじめに掃除しなくても、お正月は来ますよ」とも。

難しいですが、こだわりを捨てないといけないかも知れませんね。
24時間連続で血圧を測ると、午後の3時から6時頃が一番血圧が高くなっていたそうです。

これはつまり、主婦の忙しくなる時間帯ですね。

言われても、なかなか変えられない日常生活ですが、
身体を壊していくのは、紛れもなく日常生活が原因です。


無意識に力んでしまう事、意外に多いんですよ。
私の場合は、車の運転中に腰が力んでしまうことがあります。

ちなみに、頚や肩が凝ってくると血圧を高める原因に成り得ます。
背骨の上の方が硬くなっていたりします。



神経運動痛その2

2009年12月28日 19時20分44秒 | Weblog
先日、座骨神経運動痛というものをご紹介しました。
今日はクビ、肩、腕に関係のある神経運動痛の話です。

肩から上腕、前腕、手にかけて3つの神経が走行しています。
この神経はクビから出てきて肩の前から脇の下を通り、腕へ抜けていくのですが、筋肉が硬くなっていると神経の運動がうまく行きません。

この神経の運動を改善させると、肩こり、クビの痛みやコリ、五十肩などが改善されます。
矯正が決まると、驚くほどの効果があります。

「神経を触っちゃダメ」と言う先生もおられるでしょう。
身体のことを良く理解した上でないと、確かに危険かも知れません。力加減も気をつけないといけません。
施術テクニックの中では上級編と言えます。

最近は肩周辺の神経運動痛を改選することが、面白くて仕方ありません。
より高い効果をねらって今、試行錯誤中です。


医療従事者としての心がけ

2009年12月25日 15時02分36秒 | Weblog
Oさん(主婦、40代、肩の痛み)は電話で「ちょっとでも良くなりますよね?」と何度も繰り返しお聞きになっていました。
お会いしてみると実年齢よりずっと若く見える美しい方。

接骨院で色々言われたらしく、医療不信に陥っているご様子でした。
「その暗い性格、何とかならないの?」
等と、耳を疑う事を接骨院で言われたそうです。

「気にし過ぎ」なんて言うのは、実力が無いからではと疑ってしまいます。
確かにやや心配性の傾向に有るかも知れませんが、決して口にしてはならないでしょう。
これが本当なら許し難い話です。
ご本人が痛みで苦しんでいるのに、それを癒すどころか、暴言を吐いて傷つけてしまい、医療全般に対する不信感を抱かせてしまったんです。

ご予約のお電話で何度も「良くなりますか?」とお聞きしていた意味が少し分かりました。

私自身、あまりに腹立たしくなり一つ一つに
「酷いですねぇ」
「なんてこと言うんでしょう」
なんて一緒に怒っていたら、
Oさん、ついに泣き出してしまいました。
分かってもらって嬉しかったと言うOさん。

医療不信は少し和らいだご様子でした。
痛みも完全ではありませんが、大分和らいだようです。

私も知らず知らずに、失言している可能性もあります。
人ごとではありませんが、つい感情的になった一日でした。


座骨神経運動痛

2009年12月14日 19時56分29秒 | Weblog
痛みには3種類あります。
一つめは筋肉の痛み。
筋肉が硬くなって痛みを出している状態です。
二つめは関節の痛み。
関節の状態が悪くて痛みを出している状態。
三つめは神経の痛み。
神経はからだじゅうに張り巡らされていますが、身体を動かすことで背骨から神経が出たり入ったりしています。
背骨から出てきた神経は筋肉と接触しますが、そこで筋肉と神経が癒着してしまうと、身体の動きに合わせて引き延ばされてしまいます。

痛みやシビレが出ることもあります。
これを私は「神経運動痛」と名付けました。

座骨神経でこの状態(背骨の出口や、筋肉と癒着して引き延ばされ、痛みを出している状態)になったものは座骨神経運動痛です。
太ももの裏側からふくらはぎ、時に足先にかけての痛み、シビレ、突っ張りなどが主な症状です。

座骨神経痛と言うと、さぞ重い症状を思い浮かべます。しかし神経痛というのは背骨の出口での癒着または炎症。
手足などで癒着して痛みやシビレを出している状態をいいます。

重くない状態で座骨神経痛と言われると、実際のところショックを受ける方もおられます。
「座骨神経運動痛」等という病気はありません。私が勝手に呼んでいるだけですから。
「座骨神経運動痛です」と言われても、あまり深刻な感じがしないでしょ?
「なんだ、運動が上手くできていないんだ」って思いませんか?
では治るのか?
癒着が原因なので、これが解決したら治るんです。
心配要りません!

酵素サプリメントの威力

2009年12月01日 16時19分44秒 | Weblog
最近、夕食(夜食?)前に酵素サプリメントを飲んでいます。
私、夜はお酒を頂くことが多いのですが、以前は朝起きるときカラダが重だるかったのです。それが酵素を飲むようになって朝がとても楽になりました。

少し前のことですが、製薬会社の方に私の体調について相談したら、「それは酵素不足ですね」と言われました。
酵素は食べたものを分解するとき、新陳代謝をするときに不可欠です。

「酵素不足」という言葉が引っかかっていたので、ウチでも扱っている酵素を飲み始めたのです。
効果はてきめんでした。それだけ分解機能が落ちているのですね。

加齢臭がしなくなったという方もいらっしゃいます。
私の子供達にも成長期に入ったら飲ませようと思っています。


さて、今回の症例です。
Sさん(40代、春日井市在住、主婦)は眼鏡の似合う美人さんです。首のコリでお悩みとのこと。
お身体を調べてみると、ずいぶん柔らかく腱がどんどん伸びてくる感触があります。
そして問題のクビもさほどのコリは見受けられず、硬膜矯正をして終了しました。
こんなに反応の良い方の施術をするのは久しぶりで、変な話ですが楽しかったです。

Sさんご本人も「全然違う」と仰って下さり、ニコニコ顔でお帰りになりました。

神経の激痛でご来院される方も、もう少し楽に施術できると良いのですが。
今日、来院されたKさん(男性、会社経営)の腰椎をよく調べて分かったことがあり、今はその施術の精度を上げるべく研究中です。


脊椎分離症

2009年10月16日 09時59分33秒 | Weblog
○はるチャンは体操大好きな5年生の女の子。礼儀正しく、笑うととても愛らしい彼女、半年前からブリッジをすると腰が痛くなったとか。

医療機関で第5腰椎脊椎分離症と診断されたそうですが、脊椎が分離するとはどういう事か?
本当に分離しているのでしょうか?

確かに画像診断で母親、本人も分かる位、スジが入っているのが見えたそうですが。
脊椎とは背骨の一つの骨のことですが、これが分離していれば該当する部位での動きが異常なはず、そしてそれは決して改善しないと思います。

脊椎分離症の原因として疲労骨折があるらしいですが、骨折ならその瞬間、骨膜が裂けるわけですからかなりの痛みのはずです。


私自身、以前に分離症と診断されたことがあります。
しかし、そんな痛みを感じたことはありません。
ヒトというのは誕生時、全て軟骨です。骨は生まれてから形成されるので、先天的には何ら問題がないはずです。

○はるチャンの場合、第5腰椎分離症なわけですが、よく調べてみると前屈の時、ねじれています。その他、第3、第4もねじれています。

筋肉も左側が張っていて、私としては第3腰椎の付近で痛みを出していると見ました。実際に押してみると痛がります。


医療機関では、大好きな体操を止めなさいと言われ、大泣きしたそうです。

QOLと言う言葉が叫ばれて久しい昨今です。
本人が是が非でもやりたいモノを取り上げたくありません。

身体を診た限り問題が無さそうであり、現在運動をしていても痛みが改善してきていると言う内容もふまえ、私は体操を続けて良いよと言いました。


腰椎のねじれも取れ、腰も身体も大分軽くなったとニコニコ顔で帰って行きました。




名前の由来

2009年10月05日 19時05分02秒 | Weblog
ウチの療術院、アポロ ヒーリングセンターと言います。

ご来院される方からは
「変わった名前ですね」とか
「名前変えた方がよいですよ」
とご意見を頂きますが、良い名前と言って頂いたことはただの一度もありませんでした。

Kさん(肩の痛み、60代男性)は非常に穏やかな口調で礼儀も正しく、知的な会話がとても楽しい方です。

2度目のご来院の時、Kさんが仰いました。
「アポロってのはどういう意味ですか?」
待ってました!

アポロというのはギリシャ神話のアポロンの事です。アポロンは医学の神で、西洋医学の神アスクレーピオスの親です。
アスクレーピオスの杖は国際保健機関や米国医師会のシンボルにもなっています。
つまり、西洋医学を生み出したのがアポロンだということになります。

Kさんアポロンもご存じで、ギリシャ神話にも通じているらしく、この由来をお話ししたら
「最高の名前だね」と仰ってくれました。

私がアポロ ヒーリングセンターで働き初めて10年。この名前を誉めていただいたのは初めてでした。

これで良いんだと背中を押していただいた気分です。


ちなみにKさんのお身体は驚くほどコラーゲンが柔らかく、経過も良好です。

足首の矯正は・・・

2009年10月03日 14時26分03秒 | Weblog
今日は秋晴れで汗ばむほどの陽気。
とても気持ちがよいです。


Yさん(20代、男性、デザイナー)は古風な名字で、○○新陰流と聞けば知っている方も多いでしょうか。
個人的にとても格好良い名字だと思います。
Yさん自身もイケメンで笑顔の似合う爽やか男子です。


Yさん、側湾症による腰痛で月に一度のご来院をされていますが、腰痛はほぼ完治されていて足首の違和感があと少し残っていました。

今日は時間があったので、足根骨(足首の骨)の一つ一つを指先からくまなく調べていきました。
一本一本の足の指にそれぞれ癖があり、靴の中で足がどうなっているかありありと伺い知れました。

施術が終わると、症状は完治に近く
「かなり楽になりました」
と仰ってお帰りになりました。

たまには時間が空くのも良いですね。じっくりお身体と向き合えます。


 

許せない一言

2009年09月29日 01時12分53秒 | Weblog
医療ってなんでしょう?
誰のためのものでしょうね?

今日、いらっしゃったKさん(主婦)、笑顔のとてもステキな方です。
彼女が病院で先生に言われた言葉。


「60歳になったら歩けなくなるよ」


なんてことを言うのでしょう。
痛みを治そうとしてやってくる、藁(わら)をもすがろうというと言う人に言える言葉でしょうか?

私、怒りを禁じ得ません。
患者のために一生懸命な医師も多いと信じています。
きっとそうであろう産婦人科のとあるお医者さんご来院されています。

しかし、先ほどの言葉を言われた医師は、本当に患者のことを考えて言葉を吐いておいででしょうか?

「歩けなくなる。」

恐怖です。
私の療術院へ来られた方へこのようなことを思ったことは一度もありません。

「大丈夫ですか」
「大変ですね」
とは言えど、「歩けなくなる」といわれた人の気持ちはどうなんでしょう。
それに、歩けなくなるかどうか分かったモンではありません。

実際の所、Kさんの状態は決して悪くありませんでした。
歩いて来院されましたし。

かなり楽になられたようで、にこにこ顔でお帰りになりました。

僭越ながら、日本の整形外科の現状や問題点についてお話をさせていただきました。



もう一人、本日ご来院された、こちらもKさん(40代、男性、教師)も病院でこう言われたそうです。
「日本一、硬いね」

許せません。
確かにKさん。ウチの療術院でもトップクラスの硬さです。
でも今回は去年ご来院されていたときより、大分改善してきています。

日本一などと言われて、誰がうれしがるものですか!
かなり痛いとおっしゃっていた腰痛も一度の矯正でほぼ消失しました。

一部の整形外科の先生方に、本当に迷惑しています。


その一言で本人の持ち合わせる治癒力を落とさないで頂きたいです。

焦燥感と身体のコリ

2009年09月24日 14時41分50秒 | Weblog
Tさん、(30代、女性)はオリエンテーリング(山道を走る)のランナーで、時々当院へも走って来院される(!)活発な方です。

今回、疲れ気味とのことで来院されましたが、いつもと身体の様子が違いました。
全体的に強張っていて力も抜けません。

はたとして聞いてみました。

私  「なんだか気持ちが落ち着かないんじゃありませんか?」
Tさん「そうなんですよ。」

私  「焦燥感に駆られたり、そわそわしたり」
Tさん「そうです、そうです。」

私  「やらなきゃならないことがあったり」
Tさん「そうです、そうなんです。」

よくよく聞いてみると、やらなきゃならないことがあって、でもそれを一番最後にしてしまう癖があるとのこと。
今回もそのパターンにはまっておられました。

それを先ず片付けてはどうかとおすすめしました。

身体は正直です。ストレスがあると直ぐに身体に現れるんです。
私達、治療家はそのストレスと向き合ってメンタルではなく、フィジカル(肉体的)に解決を目指していきます。