地学巡検 その2
札幌市南区豊平川沿いを、簾舞の白川橋から砥山まで進みます。
4カ所目 白川橋
定山渓方面。山はもう真っ白
白くなった山は溶岩からできてはいるものの、地層中でマグマが冷え固まったのちに
周囲の地層が侵食されて出てきたものであって、マグマの噴出による「火山」ではないそうです。
こんなに山らしい山なのに火山じゃないって、これまたびっくり! なのだ。
ところで、びっくりしていたら山の名前を忘れてしまった。
誰か教えてー。
白川橋から川をのぞきます。
泥岩の中に安山岩が顔を出しています。
これも泥岩の地層中に安山岩が貫入したものが、侵食により出てきたもの。
安山岩の柱状節理はここでは一定方向ではないようです。
上流川の安山岩(手前側)が、下流川の泥岩(奥)の上にせり出すように乗っかっています。
手前の斜線部が安山岩。
右奥がちょっと見えている泥岩。
右奥の楕円部分を拡大すると・・・
泥岩が安山岩と接する部分が熱で焼かれて変色しています。
こんな様子からも大地の変動って分かるんですね~。
5カ所目 簾舞渓谷
細い柱状節理がとてもきれいに整列しています。
きれいな光景です。
秋の紅葉なんて、ここいいんじゃない。来年見に来ようっと。
水面に近い下の方が侵食されています。
これ、おもしろいね!
柱状節理の断面が見えます。(工事で削られたらしい)
断面はハニカム構造になっているんですね!
6カ所目 砥山橋
川の流れと直交するように地層が見えます。
泥岩と砂岩が交互に何層も重なったものです。
これを互層というそうです。
地層は斜めに傾いていて、泥岩の方が硬く浸食されにくいため
このような地形になります。
ここは「ある理由」により、ぜひ河原に降りてみたい場所なのですが、
だんだん天候が悪化して雪が降ってきたことと
前夜の大雨で増水していたことで、この日は橋から見学するのみとなりました。
(砂岩・泥岩って言ったら、あれですよね!)
さ~てお次は、定山渓温泉です!(つづく)
盤の沢山かなと思いましたが。
でも山って見る位置によっては形が全然変わりますからね。
それにしてもマニアックな地学巡検、すごいです。
砂岩、泥岩っていったらなんなんでしょう?
とっても気になります(笑)
そんなにマニアックかしらねー?地学巡検。
基礎基本ばっかりですよー。(笑)
砂岩・泥岩って言ったら埋もれた○○ですね。
今度rurunさんと一緒に行きましょう!