実はこの日、山へ行くにしては思い切り寝坊してしまいました~。でも、前日の予報では様似は
早朝小雨で午前9時頃から晴れ。山は天候の回復が多少遅れることを想定して、
9時くらいから登り始めれば、5合目にさしかかる頃に良くなるのではと推測。朝6:30頃にのんびり家を出ました。
3時間くらいで登山口駐車場に到着。6月に来たときの混雑ぶりはどこへやら、車は全部で10台くらい。
ひっそりとした中、9:45くらいに出発です。
ミヤマウズラ。白旗山以外で初めて見ました。この個体、写真では少しピンクに見えますが
実際は枯れかかった茶色に近い色でした。
5合目に至る樹林帯では他に花は無く(見のがしたものあるかも)、キノコが元気いっぱいニョキニョキ状態でした。
とっとと歩いて1時間で5合目到着。ここからがアポイ岳のメインロード馬の背です。花はどうかな?
さっそく チシマセンブリ登場!かわい~い!薄青色に、濃い青の水玉模様が映えます。
この花は全体に咲き出したばかりの様子で、来週も楽しめると思います。
黄色のかわいらしい花をたくさん付けていたヒロハヘビノボラスは、真っ赤な実になっていました。
アポイアザミ? 図鑑には「総包片が6列」って書いてあるけど当てはまるかな?花びらから柄の方へ向かって数えると6列あります。
アポイ岳も秋となると花の種類・数はさすがに減っていました。いろいろ期待している花があるんだけど見つけられるかなー?
(やや弱気になる)
ある場所で岩陰を何気なくのぞくと・・・
わ~!いたいた!いました!アポイミセバヤ。ピンクの星みたいな花がた~くさん咲いています!
ずっと見たかった花なんです。うれし~な~。花びらの中から雌しべ雄しべがふわふわと出ている様子が華やか。
いや~いいですね~。ラブリ~。
けど、まだ天気が今ひとつ悪くて色がきれいに見えないので、帰りにまたここに寄ることにして先へ進むことにしました。
このあと、岩場という岩場をすべてのぞき込んだのは言うまでもありません。
咲き残っていたアポイマンテマ。1輪だけぽつんと少し寂しそう。
秋色の オヤマソバ。
キンロバイ。山肌が黄色くなるような最盛期は過ぎていましたが、新しい花が次々に咲いていました。
今シーズンお初の ウメバチソウ。つぼみ→花→花殻へ。花殻になっても雄しべがフレッシュに残っているのがおもしろい。