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森ぶらりん

森・山・川をぶらぶらしながら
外遊びを楽しんでいます

ニセコ カタクリの丘

2017年04月26日 | ニセコ山系・羊蹄・積丹周辺

 

名前を出してはいけない所らしいので、ご容赦を・・・。

農家さんのまったくのご厚意で、敷地の一角が一般に開放されている所です。

カタクリがたくさん咲く丘として有名ですが
私はここのカタクリとフクジュソウの協演が好きなんですよね~。

 

 

ネットを探すといくつかヒントになりそうなことは分かるので
それをもとに地形図とにらめっこして見つけた場所です。

行ってみたい方は、上の写真にも見える羊蹄山のポコと、
山の手前の軍艦島(山から突き出た半島)を参考に探してみてください。
正午を過ぎても山によく光が当たってますねー。(笑)
国道ではなくて農道沿いです。

 

 

 

上も下も、私の好きな風景です ♪

 

 

 

 カタクリがチューリップと同じ分類の花(被子植物単子葉類)と言うことがよく分かります。

 

 カタクリの中に、桜模様

 

 透き通って きれい☆

 

 

 

 


エゾエンゴサク 大群落

2017年04月25日 | ニセコ山系・羊蹄・積丹周辺

 

 

毎年通っている積丹半島某所のエゾエンゴサクの大群落です。
カタクリやエンレイソウも混じっていて見応えあります。

 

時期や条件が合えばエゾエンゴサクとカタクリが一斉に満開になって
それは見事なんですが、今年はエゾエンゴサクの方が一足早く満開になったみたい。

 

 エゾエンゴサク・ブルーの海

 

 

 ずーっと奥まで海が続きます ♪

 

 

地元のおばあちゃんがここで山菜採りしていたので
「何をとっているんですかー?」と聞いてみたら、なんとカタクリとのこと。
花をつける前の1枚葉を摘むんだそうです。
さっと茹でて一晩さらし、そのあとバター炒めも良し、おひたしも良し、だそうです。


「おいしいですよ。あなたは?ああ、わざわざ札幌から来たの。
札幌にはカタクリはないんですか?」
「あるにはあるんですが、あってもロープが張ってあって近づけません」
と答えると、お気の毒に、というお顔をされました。

 

ここみたいに、自由に(節度をもって)花畑に入り
山菜採りあり、写真撮りあり・・・理想的ですね~。

 

 前日に雨が降りましたが、おかげで山が新雪で真っ白に輝いてます。

 

 

 

純白

 

 

白と青のストライプ 初めて見ました。

 

紫~青のグラデーション

 

水色と白

 

赤紫

 

この、同じ植物とは思えない色のバリエーション。
すごい花だなあ~。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


ニセコ・イワオヌプリ 硫黄川からの帰り道 (10月15日)

2016年10月25日 | ニセコ山系・羊蹄・積丹周辺

 

硫黄川で硫黄鉱山の遺構を探索して
帰り道につきました。

だんだん風が強まって、空気冷たいし、寒かったー!

 

寒風に揺れるススキとナナカマド。

花ももうないし、葉も落ちてますが、鮮やかな色の実があるとなんだか嬉しい ♪

見えている山はイワオヌプリ上部です。

 

 

こちらは群青色のツバメオモトの実

ここは、春先(と言っても雪解け後の6月下旬)に来ると
道沿いにツバメオモトの真っ白な花がたくさん咲いてきれいなんです~。
青い実もきれいですが、ほとんどはもう黒く熟しきっていました。

 

 

 小イワオの斜面

シラカバの白がふんわり山を包んでいました。

 

 

 ここで、ワイスホルンともお別れ。

また来年!

 

 

写真:

 ぴかぴかのマイヅルソウ

 

ニセコは今年はこれで最後かな~。

 

 

 

 

 


ニセコ・イワオヌプリ 鉱山集落跡

2016年10月22日 | ニセコ山系・羊蹄・積丹周辺

 

 

 前回の記事の続きです。

 イワオヌプリ登山口から大沼方面へ進んできました。
イワオの裾野をぐるりと回り込んでから、谷へ降りていきます。

 

その名も「硫黄川」が流れる谷の入り口に、新しい標識がありました。
直進すると大沼ですが、川を渡る前に適当なところで右折します。

 

注意!
この谷は人がけっこう入ってはいるものの
きちんとした登山道はありません。
最初に細い踏み跡があるくらいで
途中からは樹木が所々茂る見通しのよくない広い河原の
どこを歩いてもいいような感じになってしまいます。
谷からはずれなければ道迷いすることはないと思いますが
十分に注意してくださいね。

 

 

 

左手にワイスホルンの稜線を見ながら
硫黄川に沿って少し下流へ進むと・・・

 

レンガやタイルが散らばっています。

ここは、江戸時代に硫黄鉱山が発見された所で
昭和のはじめまで硫黄鉱山で働く人たちの集落があった場所なんです。
最盛期には200人ほどが暮らし、病院や学校もあったそうです。
レンガは廃鉱になる直前の昭和のものでしょう。

 

2年前に訪れたときに写真をあまり撮ってないかったので
今回また行ってみました。

 

 

 やや?

レンガに「尾張耐火」と見えます。
刻印が付いたものもありますね。

一瞬、尾張徳川の何か?!とか思っちゃった。(笑)

静岡あたりから運んで来たんでしょうか?
それとも、道内にレンガを焼く工場があったのかな?

きれいに並んでいるのは、最近地元の小学生が学芸員さんと研修で来たらしいので
その時に集められたんでしょう。

 

 

 紅葉の残る山をバックに、石組の基礎と木の柱が何本も立つ大きな遺構。
柱の間隔は1m強でした。
けっこう大きな建物があったように見えます。

調べたら、この場所には硫黄の集積場があったらしいです。

 

 

 細い水路のように見えます。
左側の川へ伸びています。排水溝かなにかでしょうか?

 

 

 手前から奥へ3部屋並んだ長屋風?

 

ここは、地面にレンガが敷き詰められています。

公共施設の玄関先とか?(想像)
木の柱も立っていますね。
施設の看板でも掲げられていたんでしょうか。

 

 硫黄は露天掘りだったそうです。
掘り出したものはこの谷を通って下流の倶知安まで運んだらしいです。

 

ちょっとした探検気分で見て回りました。(笑)
紅葉が終わったあとの山歩きにお勧めです。
遺構を見ながら、ここに何があったのかな~
なんて想像するのも、けっこう楽しい。
あ、そろそろ雪が積もっちゃうから、それまでの期間限定ですね。

 

 

 

 

 


ニセコ・イワオヌプリ登山口~硫黄川 (10月15日)

2016年10月16日 | ニセコ山系・羊蹄・積丹周辺

 

この日、良いお天気に誘われてニセコまでやってきました。

紅葉は終盤だと思いましたが
それ以外の「あるもの」を見るのが、この日の目的。

コースは、イワオヌプリ登山口→イワオヌプリ分岐を大沼方面→硫黄川と進む予定です。
このコースだと、最初にちょっと登りがあって
そのあとはイワオの裾野をぐるりと回り込むので
あんまりアップダウンのない楽ちんコースなのです ♪

 

 すっかり葉は散ってますね~。

でも、どの木も赤々といっぱい実をつけています。

ナナカマロード  なのね~。(笑)

大雪山系もニセコ山系もナナカマドが豊作です。

 

 

イワオヌプリを半分くらい回り込むと
ワイスホルンの山塊が見えてきます。

ところで、アンヌプリもイワオヌプリもチセヌプリもメクンナイも
みんなアイヌ語なのに
なんでこれだけ「ワイスホルン」??? 

(ヨーロッパの山から名前をとったと聞いたことがあるような・・・。
なんでアイヌ語を残さなかったのかなー。
名前の無い山だったのかなー。)

 と思いつつ、ちょっと調べたら
ヒラフはなんとびっくり!「阿倍野比羅夫」が由来だって!

 

 

ワイスホルンの右下のあたりが、いつも紅葉がきれいなので
身をうーんと乗り出して見てみる。

 

 赤い点々は、1つ1つがナナカマドの木です。

この辺のナナカマドはまだ葉をつけているので
はっきりした赤色です。

この眺めが好きなのよね。

 

 

ズーム!

かわいい~ ♪

ここまで来た甲斐があったな~ ♪

 

 

この辺にも登山道があったらいいのにね。

(あるにはあるが、ほとんど廃道状態らしい)

 

 

さて、本日の目的地は、この谷底です。

さっそく降りていきましょう!

 

 谷底に到着です!

このまま進むと神仙沼方面ですが
今日はこの谷で右折して「硫黄鉱山跡」を見に行きます。
(つづく)

 

注意!
この谷は人がけっこう入ってはいるものの
きちんとした登山道はありません。
谷からはずれなければ道迷いすることはないと思いますが
十分に注意してくださいね。

 

 

 

 

 


エゾエンゴサク花畑 (4月24日)

2016年04月29日 | ニセコ山系・羊蹄・積丹周辺

 

 

毎年、エゾエンゴサクとカタクリが楽しみで通っている
積丹方面の とある花畑。 

 

 遊歩道もなく、かと言って踏み跡も全くなく
おそらく地元の方がたまに山菜採りに訪れるくらいなんでしょう。
私が行ったときは、毎回ひっそりとしています。

こんなにきれいに咲いているのに、道が無いと
どこを歩いてよいのやら、いつもすごく困る。(笑)

 

 白も青も、透明感があって素敵です ♪

 

カタクリの多い南側は・・・・・・?

カタクリやエゾエンゴサクは、もうピークを過ぎていました。

 

それでも、ところどころに
ピンクの帯や、青い帯が見えます。
ピークを過ぎていても、やっぱりきれい ♪

 

 

 ここからエゾエンゴサク七変化

 

 

 

 

 

 

まるで虹の花だなあ~。

あ、黄色がないか。(笑) 

 

 

 

 

 


カタクリと羊蹄山 (4月24日)

2016年04月27日 | ニセコ山系・羊蹄・積丹周辺

 

ニセコにある丘で、カタクリと羊蹄山を一度に眺められるという所へ行ってみました。
この日、2番目に行った場所です。

 

(なんでもここは私有地なので、場所を公開してはいけないらしい。
観光協会でも問い合わせに応じていないみたい。
ネットを探すと、ヒントになるようなことは分かります。)

 

去年も場所を探してみたけれど、夕方行ったので時間切れ。
今年は満を持して再挑戦であーる。(笑)
実と言うと、去年はよく調べず行ったので的外れでした。
今年は、だいたいこう行ってこうだろうと
見当をつけて再チャレンジです。

 

 

 確かに羊蹄山がきれいですね~ ♪

 

カタクリもきれいです ♪

しかし、両方きれいに見えるかっていうと・・・
花がきれいな所からだと、山が隠れちゃう。


ま、いいか ♪

 

ボランティアの方々が、手入れをなさっているらしく
枯れ枝なんかが無くて、花が一層きれいに見えます~。

 

 

 

 

あら、ここ ↓ いいんじゃない ♪

カタクリの向こうに白樺。
その向こうに赤いサイロが見えて
その向こうに羊蹄山がそびえます。

 

しかし、私がここで一番気に入ったのは・・・

 

丘の麓の ここ!

カタクリとフクジュソウの花畑です!

 

 

 

 

 

 

 金色に輝くフクジュソウと、透明に光るカタクリ。
もう、最高でしたー。

 

 

 

 キバナノアマナも

 

 

 

 

 

 

 

 

 


ニセコ桜ヶ丘公園 (4月24日)

2016年04月26日 | ニセコ山系・羊蹄・積丹周辺

 

 この日
積丹方面某所→ニセコ某所→ニセコ桜ヶ丘公園 と
回ってきました。

 

それぞれ景色もきれい、春の花の大群落も堪能 ♪
新しい発見もあって大満足な1日でした ♪

 

3カ所目のニセコ桜ヶ丘公園からご紹介します!

(なぜ3カ所目からかと言うと、だんだん天気が良くなって
写りがきれいになったという単純な理由です。笑)

 

 

ここに着いたとき、思わず立ちすくんでしまいましたわー。

ピンク、白、水色の協演です!

 カタクリ、キクザキイチゲ、エゾエンゴサクが
文字通り咲き乱れています!

 

この公園でキクザキイチゲがこんなに多く咲いているのは、初めてです。
今年たまたま多いのか、いつもより早い時期に来たからなのか?
とにかく良い時に来れたようです。(涙)

 

 花畑の中に、バイケイソウが整列。
なんか、かわいい。

 

 

 

 

 

 

 

 バックはニセコアンヌプリ

 

 

 青空のときに写せばよかった・・・(反省)

 

 

ニセコ周辺のカタクリは、例年より1週間(以上?)早いようです。
見頃は今週末でぎりぎりかな~って思いました。
(ちがったらすみません!)