自分の約束。

この時期（新年の余韻が残っている今）、
「今年の目標」と称していろいろな決意をする場合が多い。

そして年末になると「反省」をし、また新たな決意をする。

当然、達成できたこととできないこともある。
実際にはできなかったのではなく「やらなかった」時の方が多いのかもしれない。

「約束は守ろう！」と当たり前に人には言うのだけれど肝心の「自分との約束」を守れていない。

今は、「何が何でも」と言うスピリットはあまり受けないのかもしれないが、お客様に支持される経営者は必ず自分との約束を守っている。

会社がお客様に対しての約束を破ればどうなるかは言うまでもない。

例えば簡単な約束として
「営業日（休業日）」を考えてみる。
日曜日休みとうたっているのにいつ休むかわからない（反対にいつ開店しているかわからない）お店に行くだろうか。
「時々気が向いたときに営業しています」は
「できたらやってみる」と一緒であてにならない。むしろ「やらない」ことの可能性が高いはずだ。

ある本の中にあったフレーズで「頑張らなくてもいいから結果を出せ。」を見て、その通りだと思う。

お客様にとって重要なのは目の前にある現象なのだ。
どんなに苦労して調理した料理でもおいしくなかったらお金を出してまで食べたくはない。（大切な人が作った料理はもちろん別）

自分で立てた目標。
自分を裏切らないためにも言葉に出してみるといい。
紙に書いてみるといい。そして多くの人に見せるのもいい。

会社であればそれが「経営ビジョン（理念）」にも通じるはずだ。

いつも講演会やセミナーでお話させていただいている『経営理念に賛同した人しかお客様にはならない』と同じ考え方です。

今年立てたその目標、ぜひお客様に対しても約束してください。
一年経った時にきっとステップアップした自分を見つけることができるでしょう。
そしてその積み重ねがどんどんステージアップした人生を構成するはずです。“12年後”が楽しみですね。