一人前になってね。

中小企業診断士の「実務補習」が始まっている。

中小企業診断士になるためには1次試験、2次試験、口述試験、そして実務補習（15日間）をクリアしなければならない。
実務補習（かつては3次実習）の指導員を10年以上携わらせていただいているが、そのたびに様々な理由で資格取得を目指して頑張っている真剣な姿に出会うことができる。

学生の頃は嫌いだった“勉強”を社会人になってからまた真剣に取り組み、国家資格取得までの道のりは大変である。
今の季節は寒いこともあり体調を崩しやすく、また慣れないヒヤリングやレメ[ト作成、初めてチームを組んだメンバーとの共同作業など負荷は大きい。

それだけにやり遂げた時の達成感は充実感を味わうことができる。

実習を終えても実際には“ペーパードライバー”であることがほとんどであるが、これからどんどんスキルアップしていって、一人前になって成長していただくことに力添えできることを嬉しく思う。

眠い目をこすりながら“手書き”でレメ[トを書いていた頃が懐かしく感じる時期です。