経営コンサルタント日野眞明のmoreな「ひとりごと」

「商売繁盛」「ビジネス(創業、起業、経営革新)」など更新中!(2022年5月引越)

ご縁に感謝。

2009-04-24 10:03:00 | ひとりごと
そんな”タイトル”がついているハガキをいただきました。

石川県の能登にお住まいのご夫婦でですが、数年前にセミナーを受講いただきました。

ご主人は仕事などのことで体調を崩され精神的にも不安定な時期もあり辛いときを過ごしたそうです。
そのときに笑顔と明るさの塊のような奥様が精神的に支え、今ではとても健康的な生活をしているそうです。

セミナー受講時は
「(自分や自分の将来を)何とかしたい」
「(なんとなく)お店をやりたい」
「(体にいい、美味しい石釜の)パン屋さんをやりたい」
などなど漠然としたものでした。

もちろんパン屋さんなどの見学にも行っていたのですがご本人たちのスキルはゼロ。
当然そんな状態で開業してもうまくいくはずもありません。

あの時は”現実逃避”したいだけなのでは?と思うほどの印象でした。

ところがmoreメソッドをやったときに
黄色BESTの1番が
「夫婦仲がいい」となりました。

商売に対してスキルがないのだから自分たちのことを考えての当然の結果でしょう。

そこで閃きました。

「”日本一仲がいい夫婦”が焼く石釜パン屋」を経営理念にしなさい!と。

美味しい石釜パン屋さんはどこにでもあります。
でも、「”日本一仲がいい夫婦”が焼く石釜パン屋」と言っているところはおそらくどこにもないでしょう。

「美味しいパン屋さんですよ」と言っているのと、
「”日本一仲がいい夫婦”で焼いているパン屋さんですよ。」
と聞いてどちらのパン屋さんのパンを食べます?

それ以来お二人には
「日本一仲がいい夫婦」ですべてのことを考えなさいとアドバイスしました。

そのお二人の名前とともに家族一同と書いてあるハガキに素敵なメッセージがありました。

「勇気という種に夢を降りかけると芽が出そうな感じです。」
さらに
「夢を降りかけるのに数年かかりましたが、ワクワクする夢を持つことができました。」

とありました。

そして、ご夫婦は来春から、岩手県盛岡へ家族で1年間パン修行にくそうです。
素晴らしいですね。
3人のお子様がいらっしゃるのですが、奥様のおなかの中には新しい生命が宿っていますので盛岡へ行くときは家族6人ですね。

嬉しいジーンとするお便り、本当にありがとうございます。








曇り空の金曜日。
週末に来てくれて、ありがとうございます。


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