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MOONの似顔絵エッセイ

似顔絵師MOONです。
似顔絵よもやま話をぼちぼちと書いていきます。

続・サンクスボード

2005年06月25日 | サンクスボード
前回は花婿の家族に贈る作品をご紹介したが
花嫁の家族の贈る作品も載せないことには
片手落ちになると思い、もう一方の作品を掲載することにした。
この作品の背景について少々書いてみることにする。

花嫁のお父さんは中華料理店のコックさんである。
なかなか堀の深い顔立ちだ。どこか役者を思わせる。
お母さんと一緒にお店を経営している。
可愛い顔立ちのお母さんと
名コンビで店を切り盛りしながら
二人の娘を育ててきたのだろう。

サンクスボードは、結婚式の最後に贈る贈り物として
花束に代えてご両親に贈るのが通常である。
ところで、良心の似顔絵を描く場合に、
毎回確認していることがある。それは服装のことである。
改まった礼服で、という要望と
普段着でという二つの要望がある。
今回の場合ちょっと違った。
花嫁さんの要望で写真と同じ服装、
すなわちコックの服装で描いて欲しい、
お母さんの服装もそれに合わせて仕事着で、
ということになった。
この要望は気取らない庶民的な家庭で育った
彼女の人柄が反映していて好感がもてた。

二人姉妹の妹さんをはさむように
いわば仕事着のお父さんとお母さんを配置して、
上部に結婚するお二人を配置する構図にした。
なんとも生活感があふれていて、ほほえましい。
4人で暮らしてきた家族の一人が嫁にいく。

結婚する娘の幸せを願わない親はいない。
この家族にとっても例外ではないと思う。
一方その家族にとって、ぽっかりと穴があいたように
一抹の寂しさもあるだろう。
しかし、娘がいなくなった家のどこかで、この作品が
飾られることになることを思うと
なんだか、制作した本人としても癒される思いになる。
似顔絵師の仕事は、つくづく人間くさい仕事だなと思う



サンクスボード

2005年06月23日 | サンクスボード
MOONさん、似顔絵をありがとうございました。
メールの添付ファイルを開いて、絵が飛び出したとき、
思わず大笑いでした。あまりにもそっくりでしたので、
しばらく笑いは止まりませんでした。
結婚式で両親に花束を渡すだけでは、物足りない、
なにか他にあっと驚くようなものをあげたい、と考え、
主人が真っ先に思いついたのが、ジョイフルで似顔絵を
描かれていたMOONさんのことでした。
2人で仕事を休んで直接ジョイフルに行きましたが、
いつもいらっしゃるわけではないこと、
HPがあることを初めて知り、早速申し込みました。
あっという間に仕上げていただき、感謝です。
7月9日、両家がこの絵を見て、
話を弾ませることだろうな~と思うとすごく楽しみです。

ブログも掲示板も一通り読ませていただきました。
いろんなアイデアがあるもんだなーと思いました。
次はぜひ直接描いていただこうと思いました。
またジョイフルに行きます。
本当にありがとうございました!
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インターネットから、「似顔絵サンクスボード」を注文されたSさん
の了解を得て、作品とコメントをご紹介させていただいた。

今回はご両人を中心にすえて、それぞれの家族の似顔絵を配置する
という注文だった。注文をいただいた2枚のボードにうち、
冒頭の作品は新郎側のご家族に贈るサンクスボードである。
送られてきた写真をもとに、手描きで似顔絵を描く。
描いた似顔絵をスキャナーで取り込んで
フォトショップを使って、彩色し、文字入れをする。

インターネットからの注文を受けた場合、完成した作品を
自宅のPCで見てもらう。最大の特徴はなんと言っても
画像の修正要求に対応していることだと思う。
これまで「似顔絵が似ていません」とかいうトラブルはない。
色紙の場合は一発描きなので、修正はできないが、PCに
取り込んでしまうので、いかようにも修正できるのだ。
しかも出来上がりの画像を自宅にいながら、PCで見てもらえる。
ここがアナログとデジタルのコラボレーションのなせるワザだ。

まず、ご両家の家族の写真を見て似顔絵を手描きで描く。
写真を見ていると、両家の家庭の雰囲気が伝わってくる。
どちらもいい家庭だなと、つくづく思いながら似顔絵を
描かせていただいた。

新郎のお父さんの似顔絵を描いている時である。
私が描いているところを高校生の息子が見て
「あれっ!校長先生だ!」と、素っ頓狂な声を発したのには驚いた。
Sさんに電話してお聞きしたしたところ、間違いではなかった。
偶然とはいえ、不思議なことがあるもんだ。世の中狭い。
お二人の似顔絵は修正なし、ただしご家族の似顔絵について
要望により2回修正を行った。その度に画像を見ていただいた。
最終的にOKをいただいた時点で、掲示板に上記の
コメントを書いていただいたものだ。

お二人の愛の巣は新潟市のあるマンションである。
私の自宅と近かったので、直接届けることにする。
完成した画像をプリントして、額装したうえ、
先日2枚の作品をお届けしてきた。
満足そうな二人の笑顔をいただいいてほっとした。
帰りにお土産として、餃子をいただいてきてしまった。
二人の人生に幸多かれ!