モンペリエで独り言。

南仏モンペリエでぶつぶつぶつぶつ…

MINAの死亡後。荼毘に付すまで。

2016-03-07 | MINAとの思い出


2008年1月 MINA

MINAが亡くなったと動物病院から電話があり、「このまま集団火葬に出せるけれど・・・」と言われたが、MINAを一度家に連れ帰る。ペットシーツに挟まれたMINAはもう硬くなっていた。レユニオンは夏季で気温も高いので、冷蔵庫を綺麗にしてその中へ一旦納める。写真を飾って祭壇を作り、泣いたり、今までのMINAの写真を見たりしながらお通夜。
翌朝、何軒も何軒も電話して動物の個別火葬をしてもらえる所を探したが、ないものはなく・・・
樹木用の大きな鉢を購入して、プランター葬も考えたが、サイクロンで倒れたり壊れたり、匂いがもれたり、もし上手くいかないと悲惨なことになることを考えて、遺灰ももらうことが出来ないが、集団火葬にしてもらうことにした。
ダンボールにペットシーツを敷き、硬くなったMINAを横たえ、さらにペットシーツをかぶせ、MINAのお気に入りだったひざ掛けを置く。相方が買って来てくれた綺麗な花を短く切って、MINAの周りに置いていく。おもちゃのねずみ、マタタビ、キャットニップ、キッチンペーパーに包んだカリカリを入れ、私たちの写真を入れたメッセージカードを添える。
相方はお花に包まれたMINAを見ながら「MINAをメリックに連れて行ってあげたかったな~。」と言っていた。


メリック モンペリエ

動物病院に引き渡す前に、MINAの顔を撫でてお別れした。MINAは硬く冷たくなっていたが、手触りは変わらないままだった。
家に帰って、菊の花を飾り、MINAの好きだったパテ、お水とおもちゃをお供えする。MINAの遺灰代わりに生え変わる度に取っておいたひげの入った缶を置く。合掌。