ハイジ考察

８月中旬から東海地方で「アルプスの少女ハイジ」の再放送が始まりました。たまたまＴＶを付けたら第一回だったので見てみるコトに・・。
すると私にとっては衝撃の事実がいろいろ明らかになったんです。

ハイジはおばさんに預けられていた。
おばさんはハイジが邪魔になっておじいさんに預けた
当時ハイジは５歳で作品中で３歳も年を取る

知らなかった・・。ハイジは最初からおじいさんと住んでるモノだとばっかり・・。これは自分が思ってるのと話しが全然違うかも？？と言うコトで飛び飛びではありますが、がんばってハイジを見ました。

するとますます衝撃の事実が出てきます。
この作品を通じて一番思ったのが

「みんなわがまま！！」

特にハイジ。自分の主張は必ず通すし協調性が一切ありません。
クララのパパ「ゼーゼマン」さんもかなり「わがまま」で、お医者さんが休みを取って旅行に行こうとしてるのを無理矢理引き留め「アルプスの山に偵察に行って来い」と無理矢理アルプス旅行にしてしまいます。強引にも程がある！

ハイジは一度、山を離れて都会（クララの家）に連れて行かれるのですが、あまりに山が恋しく夢遊病になってしまい山に返されます。
３０年前に夢遊病て！！

アニメにしてはかなりヘビーな内容でビックリしました。

そして昨日、新聞をみると「最終回」の文字が！！
（長かった～！！）

いよいよあの感動のシーン、クララが立つ回です。
と思ってＴＶを付けたらもうクララは立っていました。
どうやら先週の木曜日に立ち上がっていたようです。出かけてて見逃してしまいました・・一番メインの場面なのに・・・。

そんなこんなでハイジは終了。
一通り見て思ったコト。それは・・
「ロッテンマイヤーさんはそんなに悪人ではなかった」

主役でもないのに「ハイジ」と言えば「ロッテンマイヤーさん」と言われるぐらい名前が売れている人物。むちゃ厳しい悪役かと思ってました。ところがそうではなかったのです。
ロッテンマイヤーさんの厳しさはすべてクララを思ってのコト。まず第一にクララのコトを考え、自分の我を通すコトは一切ありませんでした。もうセリフのそこかしこに「お嬢様」への愛が溢れているんです。今の時代に忘れられそうになっている大人の愛からくる厳しさがロッテンマイヤーさんにはありました。
いつの時代もあんな人って必要なのかも・・。今ではすっかりロッテンマイヤーさんファンです。

公式サイトでは懐かしのエンディング（少し短いバージョン）が見れます。すっごくカワイイですよ～

ハイジ公式サイト