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気がついたら、あやしい広島弁で書いとったけん。ネコとかスローライフとか部屋の片づけとかの日記ですけん。

先祖返りじゃけん

2022-04-07 09:00:55 | 芸能ですけん
edvvc - photo taken by edvvc. Source: Flickr, CC 表示 2.0, https://commons.wikimedia.org/w/index.php?curid=1175077による


 いきなりじゃが、物理のハナシじゃけん。

空気の流れが速いトコロと遅いトコロじゃあ気圧差が生じるけん。

この気圧差の間にある物質は、気圧の低い方に移動するけん。

そんな流体力学を利用したんが、ヒコーキの翼じゃけん。

それじゃあ翼をひっくり返すとどうなるか。

地面に押しつける力になるけん。

ジドーシャの場合、タイヤのグリップが速う走ったり安全に関わるけん。

ダウンフォースを得るために、エアロダイナミクスの技じつが追きうされとるけん。



最近のクルマは下側を真っ平らにしとるけん。

空気の流れをよくして吐き出されるようにして、気圧を下げるためじゃ。

これで気圧差を作って、クルマを地面に押しつけるけん。

コレを突き詰めていくと、クルマの形体がひっくり返した翼になっていくのじゃ。

それがグラウンドエフェクトカー、70ねん代後半に登場したフォーミュラカーじゃけん。

じゃがコレは双刃の剣。

クルマの安定を空気に依存しとるワケで、バランスが破綻すると危険度が増すけん。

結果、エフワンの世界で大事故が増えてしもうたけん……。

この時の規制がだんだんエスカレートして、モータースポーツがつまらないものになっていったのじゃ。

じゃが、ことしからグラウンドエフェクトカーがエフワンに復活したけん。

厳密には過去のものと違て、より安全なものになっとるけん。

じゃがのう、こーゆー技じつをわしらのクルマにフィードバックせんといかんけん。



走る実験室じゃ。


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