遊びに来た友人が、何気なく言ったひと言に感動しました。
「私は天国に行ったら、真っ先に夫の両親に会うわ。会って
『おとうさま、私、主人の面倒を良く看たでしょ?』
って言うの」
「え、自分の両親が先じゃなくて、ご主人のご両親に?」
「そうよ、褒めてもらうの」
彼女は、ご病気で身障者になられたご主人の面倒を大変良く看てらっしゃるのです。
「ご主人のご両親に、良くやった、よしよしと頭なぜなぜしてもらいたいの?」
「そうなの、褒めてもらいたいの」
「日本広しといえども、天国に行った時、まず自分の両親ではなく夫の両親に真っ先に会いたいって言う人、ほんのちびっとしかいないよ。いかにしっかり良く看てるかということね」
彼女は看病に明け暮れるのではなく、自分の趣味の世界もしっかり持っていらしゃいます。
だから心に余裕を持つことができるのかな、ともおもいます。