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かごんま最中ブログ

鹿児島県を中心にご当地最中やその他地域色豊かなお菓子を訪ねて記録していきます。ときどき県外武者修行編もあるよ。

まぐろもなか その1(いちき串木野市)

2011年09月20日 | 最中紹介(鹿児島地区)
 

 先日(9月18日頃??)2年ぶりに串木野港でまぐろが水揚げされたとニュースになってましたが、串木野はまぐろで有名な町です。
 まぐろラーメンとかまぐろ饅頭とかまぐろパイとかまぐろを使ったグルメにも力を入れてます。
 その波が,ついに「最中」にも!
 ↓ こんな感じで!
 
 ズームアップ!
 

 気になる中身は・・・
 安心(残念?)の小豆あん!たぶん!
 

 この「まぐろもなか」、実は市内の別のお店でも作られているようです。
 →まぐろもなか その2

 地域で「まぐろ」をもり立てる熱気が伝わってきますね。
 ↓ アピールもばっちり
 

もなかデータ
♪まぐろもなか @105円
♪あん 小豆あん
♪購入先 菊屋



こけけもなか(日置市東市来町)

2011年08月20日 | 最中紹介(鹿児島地区)
衝撃の一品を発見!


 衝撃1 リアルわかめが入った「わかめもなか」
 衝撃2 わかめとしろあんが手に手を取り合って「共存共栄」を謳歌
 衝撃3 実は,わたくし,わかめが苦手なのよん

見つけたのは、東市来町の江口の蓬莱館。
地元の江口漁協さんが運営していて、新鮮なお魚やちりめんじゃこをはじめ、地元の特産物が所狭しと並べられています。
お菓子のコーナーもかなり充実していますが、今回初めて最中を見つけました。


昭和の頃、まだ東市来町だった頃、この町に「こけけ王国」が建国。
町内を走っているとあちこちに「こけけ~」がみられます。
あっ、こけけとは、鹿児島弁で「ここに来て、ここにこんね~」という意味だったかと。(←いいかげん)
製造しているのは、鹿児島の方ならご存じの「湯之元せんべい」を作られてる「梅月堂」さんです。

ああ、こけけ王国の「最中」バンザーイ。で
じっくり見ることもなく3個パックをとってお買い上げ。

で、さあ食べましょと1個取り出し、裏をみると・・・

原材料:白あん、イリ粉、水あめ、わかめ

・・・イリ粉ってどっちのイリコかなー。皮の原料かな、それともお出汁??

結論が出ない悩みを抱えつつ、袋から取り出すと
こけけ王国の象徴、亀さんですわ。カワイイ(*^_^*)


ひと噛みして、わかめがもわっと出てきたら、たぶん立ち直れないので、
とりあえず切って中を確かめるとこんな感じ。



写真をみるとなんですが、透明な水の中に海草が漂ってるような、
なんかぱっと見、きれいだなという印象でした。

でおそるおそる食べてみたんですがっ

ぱくっ → うん、甘いなー 。ごっくん。→ 終了

すんませんでした。無理です。限界でした。<(_ _)>

なんで、盟友のO会員に食べてもらい感想をもらいました。
メール原文をそのまま掲載しちゃいます。

  ↓  ↓  ↓

 最中って偉大だ。。。

 わかめと白あんの絶妙なバランス
 口の中に時々わかめが残って,そのまま食べているとワカメの風味が。

 パッケージのカメとこけけの文字に
 最中の中身が一瞬,カメの背のコケと錯覚してしまう。。。

 しかし美味しい最中だったね
 ご馳走様でした!

ということでございます。

 みなさまもこけけ王国にお出かけの際は、チャレンジしてください♪


最中データ
♪ こけけもなか 1個のお値段 ど忘れ!
♪ 製造 (合)梅月堂
♪ 売ってるところ 江口蓬莱館


白貝もなか(鹿児島市谷山)

2011年06月10日 | 最中紹介(鹿児島地区)

鹿児島市は谷山にやってきました。


こちらには、「白貝もなか」の看板を高らかに掲げる最中ファン要チェックの小迎菓子店さんがあります。

・・・お店全体の写真を撮ろうと思ったらば店の前がちょうど渋滞(週末夕方のラッシュ時)で、立ち位置スペースがなく断念。
  実は、カメラを忘れたので携帯のカメラでは少し無理があったとはヒミツなのです。(←こっちが主要因)

お店にはいると、取り扱いは、なんと3種類の白貝もなかのみ!

あまりの主役ぶりに目頭が熱く・・・


でも、なにゆえ「白貝」?と若干挙動不審気味に尋ねると、店主の方から、直接縁起(物事の起こり。起源や由来)をお伺いすることができました。

このお店を出した50年前ぐらいの谷山は、まだまだ埋め立て前で遠浅の海岸が広がっていて、春になると、白貝がたくさん採れていたそうです。
なんでも、足で砂をぐりぐりするだけで、一度に10個ぐらい。
沖の方では、大人のこぶし大ぐらい。
岸に近い方では、子供のこぶし大ぐらいの白貝が採れていたそうです。
そこで、この春の名物白貝(谷山の言葉で「したっげー」)を最中にして売り出すことに!

 ↑ 子供のこぶし大ぐらいです。

 ↑ 貝そのものです。

今でこそ、最中の皮作りも機械化されたものの、最初の頃は、最中の皮も特注の型でひとつひとつ作っていたそうです。
また、周囲のお店が真似できないよう「型止め」と言って、型に松をあしらった紋と小迎菓子店の文字を入れていたそう。
その昔の型の最中も見てみたいなあ。

このお店は、店主さんが創業して、今でも朝4時からずっと最中(最初の頃は洋菓子等もあったそうです)を作り続けているそうですが、残念なことに後継者がいないため自分の代でおしまいだとおっしゃっていました。

あと、前にテレビで紹介されたこともあるそうですが、その次の日から、ものすごい数のお客さんが押し寄せ、お店の前の渋滞しやすい細い道が更に大変なことになった、あれ以来テレビなどの出演等は一切断っている等々、お店に関わるエピソードをいろいろ語ってくれました。

店主さんから貴重なお話を伺うことができて本当に良かったです。
この場を借りまして厚くお礼申し上げます。

白貝もなかは,それぞれ
小豆

柚子あん

抹茶あん

中にも店主さんの想いがたくさん詰まってます。


♪もなかデータ
 白貝もなか 1個80円
 あん 小豆,柚子あん,抹茶あん
 取り扱い 小迎菓子店

(おまけコーナー)
 今回、最中ミニツアーに参加したO会員がもっとも食いついたのは・・・
 ↓こちらっ!
 
 このレトロ感たっぷりのレジです。
 店主さんによると、お店を始めて2年ぐらい、そのころのお菓子の値段が5円10円だった頃に買ったそうで、まだまだ現役とのこと。
 もう、半世紀にわたりお店とともに見守ってきたことになりますね。
 このレジを譲ってほしいという人も絶えないんだとか。
 ちなみに、一緒に写真に写っている「そろばん」は、開店当初からあるこれまた年季の入ったものでした。

福壽もなか(鹿児島市武)

2011年05月29日 | 最中紹介(鹿児島地区)
鹿児島市武ってどこらへんと聞かれれば、
鹿児島中央駅から武トンネルのあたりぐらいと適当に答えるほど、
よくわかってないような。
「武」の由来って何だろうとネットなどで探してみると、
 1 産土神である建部神社に由来
 2 稲田がこの付近に多く所在していた為それを田毛と呼称されるようになった
 の2つがあげられるそうです。

鹿児島中央駅から郡元へ行く電車通りを歩いて程なく、都通交差点があります。
ここを右折して、踏切を渡ったら、武町商店街です。

その中一角に和菓子屋さんを見つけ、ふらっと入って見ました。
あっ、最中発見!

ほかには・・・っと,ああっと!


そう、これが福壽もなかの出会いでございます。
(意味なく長い上に駄文・・・お許しください。)<(_ _)>

この福壽もなか、ひと口サイズの大きさで、1袋に5個入ってます。
もなかの皮には、

        


がそれぞれ刻印されてます。

「福壽」とは、幸福で長命であること。

 そこには,純粋な願いが込められていました。

 そして、あんを包む2枚の皮それぞれに刻印がされていますが,
 今回買った袋で「福」と「壽」の組み合わせは、1組のみ。
 あとは、「福」と「福」、「壽」と「壽」など自由な組み合わせでした。
 組み合わせを見ながら、食べるのも楽しいかもしれませんね。

↓ 大きさ比較!


♪ もなかデータ
 もなか    1個90円
  福壽もなか 1袋250円
あん 粒あん(どちらとも)
  取り扱い 徳永菓子店

(追伸)
 お店にあった、もう1つの正当派もなかさんです。↓




サワーポメロのもち入り菊最中(いちき串木野市)

2011年05月14日 | 最中紹介(鹿児島地区)
サワーポメロって、なんだかご存じですか?
答えは、柑橘類。文旦の仲間です。
独特のさわやかな香りやみずみずしくて調和のとれた味が特徴です。
・・・出回る時期が終盤になると、うちのO会員があちこち物産館などで買い込んでるのを見ることができますね。(余計情報)
いちき串木野市や阿久根市やらでよく採れるというイメージですね。

そして、この一見フツーの菊最中ですが、

裏にひっくり返すと

地元の特産品を取り入れたコニクイ演出にニンマリそしてニッコリ。

つやつやした菊の形の中には

サワーポメロ入りのお餅が待ってます。


サワーポメロの季節が終わった頃、食べながら次の季節を待つのもいいかも。

ということで、サワーポメロ大好きのO会員に1個おみやげで買ってみたんですが、いつの間にか紛失!
おそらく私の食欲が悪いと思うんですが、どっちにしろO会員にはヒミツ・・・

♪ もなかデータ
 菊最中 1個105円
 あん 粒あんとサワーポメロのもち入り
 取り扱い 菊屋