心と自分を大切にするエクササイズ~トラウマ解凍ワーク

即興演劇(インプロ)の手法を使った、
トラウマ(心のキズ)回復のためのワークショップです。

地震PTSDと3/25(金)トラウマ解凍ワーク

2011年03月12日 | ワークショップ

みなさま、ご無事でしたでしょうか?

昨日はすごい地震でしたね。

東京もかなり揺れて、震度4~5。
「来たーーッ!!!」とNZを彷彿としました。本当に怖かったです。

 

こういった災害のあと、心のキズPTSDがよく取り上げられます。

確かにPTSDがはっきり病名として扱われたのは、
ベトナム帰還兵からです。

阪神大震災や地下鉄サリン事件でもPTSDが言われましたが、

データによると・・・

実は、こういった「災害」によるPTSD罹患率は2~3割。

一方、いじめ・レイプ」による
PTSD罹患率は7~8割と、ずっと高いんです。

 

その理由はいくつかあります。

1つには、「災害は一過性」ですが、

「いじめは長期的・反復性」があるということです。

親子間の虐待も、同じ原理でキズが深くなります。



2つめの大きな理由は

災害は、周囲が受け止め、援助の手を差し伸べてくれる。

 ・・・・つまり被害者は受け入れられます。

 

しかし、いじめとレイプに関しては、
「被害者にも悪いところがあったのではないか」とか、
「夜に外出したのが悪い」とか、

とんでもない被害者へのあら探しが行われます。
時には、事実無根のでっち上げの理由まで。

つまり、被害者は二次被害も受けるわけです。

また、援助の手も少なく、もみ消し工作によって
孤立化させられる
ことが多々あります。


これは、絶対に許してはなりません!


地震の状況をテレビで見るほどに、

被災された方々、特にケガやお亡くなりになった近親者のいる方は

どんなにつらいだろうかと思います。


そして、それと同時に思うのです。


その心や思いやりを・・・

どうかいじめやレイプや虐待でキズついた方たちにも
向けてほしいと。

同じようなやさしさで受け入れ、接してほしいと、
願っています。

 

次回トラウマ解凍ワークのご案内です。

今回は、平日午後の開催です。

少人数制ですので、どうぞお早めにお申し込みください。

もしも心の底に、忘れられない出来事があって、
ほんの少し重荷になっているなら。


~~~~~~~~~~~~
日時:2011年3月25日(金)

□13:30~15:30
トラウマ解凍ワーク

□16:00~18:00
コミュニケーションupワーク

場所:がんばれ子供村 3階 (池袋駅より歩10分)
http://www.kodomomura.com/access.html


◆「トラウマ解凍ワーク」の方向性と内容

抑えていた感情を解き放って、感覚をよみがえらせ、
さらにグループ・ワークをとおして
協力のあたたかさを感じましょう。

あなたの聞きたかった言葉を再現する「プレイ・ホープ(過去の浄化)」など
心の深い部分にある感情に、目を向けていきます。



◆「コミュニケーションupワーク」の方向性と内容

人間関係で嫌な思い出や経験があると・・・
つい、人付き合いに「消極的」になってしまったり、
自分を抑えて「ガマン」してしまったり、
「人間不信」が消えなかったり、
相手の言葉に「過剰な反応」をしてしまうことすらあります。


頭で考えても、体は思うように反応してくれないもの。
梅干しを見るとツバが出てしまうように、
反応自体に目を向けて、磨いていきましょう。
このワークでは、「反応や言葉の反射神経」を高めて、
コミュニケーション力を高めていきます。


*どちらもシェアではないので、個人的な体験を話すご心配はありません
*お芝居の経験がない方を基本に設計しています。ご安心ください。
リラックスして、楽しくやっていきましょう。

はじめてで、ちょっと不安な方は、どうぞこちらをお読みください。
----------------------
最初は、知らない人同士で「これから何をするんだろう!?」という
やや緊張した空気があったのですが、
百世さんがワークショップを行うにあたった経緯や目的、メニューをお話してくださることで
安心感が生まれ、
かめおかさんが少しずつ体をほぐしたりワークをしてくださるうちに
気持ちがどんどんリラックスしていきました。

終わった後の一番の印象は、
心があたたかいものでいっぱいに満たされたことでした。
http://blog.goo.ne.jp/momose1000/e/7cf893ead2d0d9b0455dd323fd38f6ab
----------------------

対象:以下のいずれかにあたる方(最大10名まで)
・過去~現在に、つらい経験・思いがある方
・思考や行動のパターンを、見直したい方
・トラウマ、心に引っかかっていることを改善したい方
・誰かを元気にしたい方(身近な方がいじめにあった場合など)

受講料:当日会場にてお支払いください。
トラウマ解凍ワーク 3000円 
コミュニケーションupワーク 3000円 
W受講 5000円(6000円相当)

◆参加された方々のご感想
「濃密な時間をシャワーで浴びた感じ」
「自分と向き合うこと、ほかの人に助けを求めること、
あたたかさを感じることがここちよく・・」
「ありのままでいることの心地よさ」
「過去のこととして冷静にみれるようになってました」
「孤独感から解放されました」

http://blog.goo.ne.jp/momose1000/e/4f206128103882dc8ba33a8b2aea27fe
「いいんだよ、もういいんだよ」
http://blog.goo.ne.jp/momose1000/e/7cf893ead2d0d9b0455dd323fd38f6ab
一番言ってほしいことばは、何ですか?
http://blog.goo.ne.jp/momose1000/e/b98f47855f14e33b12a58e2e05aa9ed5


*お申し込みは、こちらから
http://don.jp/ezform109/486/form.cgi



************************************************

◆講師:百世瑛衣乎(ももせ・えいこ)
広島県出身。80年代に、いくつかの小劇団で役者を経た後、
劇団「突撃オムライス」を主催し、作・演出。

自身が娘とともにいじめ被害にあい、
数年間に渡る無言電話や嫌がらせ、娘への暴力などを受け、
警察、検察、裁判、心療内科を経験した、いじめサバイバー。

心療内科やカウンセリングでは解消しきれなかった心のキズを、
即興演劇(インプロ)のメソードを使い、体と心の解放をめざす。
「この地球の、同じ時間を」http://plaza.rakuten.co.jp/gomomose


◆共催講師:かめおかゆみこ
児童青少年劇団の脚本を手がけ、
あらゆる層の人を対象に演劇指導、
表現とコミュニケーションのワークショップを行っている。

すべてのひとの、まるごとの可能性を広げていく
「ドラマ教育」をすすめる。
著書に『演劇やろうよ!』など。
http://plaza.rakuten.co.jp/kamewasa/
メルマガ「生きるとは表現すること」
http://archive.mag2.com/0000070456/index.html
メルマガ「今日のフォーカスチェンジ」
http://archive.mag2.com/0000119721/index.html
公式サイトURL
http://kamewaza.com/

************************************************


◆ワークの詳細
*あなたは一人じゃない(ワークの解説)
http://plaza.rakuten.co.jp/gomomose/diary/200906130000/
*小さな2文字の言葉
http://plaza.rakuten.co.jp/gomomose/diary/200907220000/


体と心は密接に結びついています。
心療内科やカウンセリングといった、頭で対処を考えるだけでは、
私にはもの足りませんでした。

インプロのノウハウを使って、体全体に響かせることで、
より効果的に心を快復させるワークです。

↓お申し込みは、こちらから↓
http://don.jp/ezform109/486/form.cgi

*わからないことや、ご質問などありましたら、ご遠慮なくフォーマットからお問い合わせください。


記憶の底で凍っている塊を溶かして、

心のブレーキをはずしましょう。



*今回ご都合あわなかった方に、次回のお知らせをお送りいたします。
トラウマ解凍ワーク通信(無料メルマガ・季刊・まぐまぐ)



最新の画像もっと見る

2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
ぼのぼのさん、こんにちは。 (百世瑛衣乎)
2011-03-21 11:49:05
コメントありがとうございます。百世です。

災害は励ましあえますが、
犯罪被害やいじめ虐待など隠された被害は
共感を分かち合える仲間すら、なかなかいませんね。

ぼのぼのさんはどちらの都道府県でしょうか?
これから全国にも足を伸ばしたいと思っています。
左バー「メッセージを送る」から直メールをいただけませんか。
返信する
Unknown (ぼのぼの)
2011-03-21 10:26:49
今回の災害で傷ついた人たちに何ができるだろうと考えていたのですが、このメッセージを見て涙がとまりません。やはり私こそまだ傷が癒えていないのだと気づかせていただきました。遠くてすぐには伺えませんが、いつか参加させていただきたいと思いました。ありがとうございました。
返信する