スピーカー:藤森信之(現役教師)、百世安里(いじめ被害者・裁判勝訴)
ニュースで報じられる事件だけでなく、いじめは日々、日本中で起こっています。
学校が機能しない、いじめを訴えても取り合わないのはなぜでしょう?
それは、いじめがあることを認める(=対策をとる)ことで、
学校の評価が下がるからです。
そのために、「いじめに対処しない、隠蔽する学校」が蔓延しているんですね。
では、わが子を守るためにどうすればいいでしょう?
ちゃんとした子、まともな子、人の痛みがわかる子ほど、狙われやすい今。
現役教師と、いじめ被害者・百世で
いじめ対策を掘り下げます。
内容は3部構成で、参加者の方々ともお話できますよ。
----------------------------------------------------
1.現役教師から、どんな対策でいじめと向き合ったか
2.百世より、リアルな学校とのいじめ交渉法
3.対談形式&会場とのご質問・ご相談タイム
----------------------------------------------------
いじめに悩んでいる方、いじめ問題が気になる方、
ぜひご一緒しましょう。
1.現役教師がお話します。
今回お話いただく藤森先生は、小学校の教師。
一般企業での社会人経験を経たあとで、
「生徒たちと関わりたい」との熱い思いから教職へ入った、まだ若い先生です。
藤森先生が、教室で取り組まれている方法。
効果を発したいじめ予防策とは?・・・
まず4月。クラスが始まって最初に、3つの原則をクラスに伝えます。
~~~~~~~~~~~~~~~~~
・100%いじめる側が悪い。
・いじめていい理由など、ない。
・自分がされて嫌なことは、人にしない。
~~~~~~~~~~~~~~~~~
この3点は、一年間、毅然とした態度で臨むための3原則です。
「いじめられる側にも、原因がある」などは、言い訳・ごまかしにすぎません。
保護者には、「いじめはあるかもしれません。どうぞ協力をお願いします」と、
協力体制をもつ。
そして、上記の3点を( )でテストのようなプリントで、
家庭で話し合ってもらう。
クラスで何かある度に、上の3原則で対処していく。
この方法の良いところは、予防に機能することです。
そして起きたときに、毅然と行動ができます。
いじめはエスカレートさせない・・・初動が重要なんですね。
2.百世より、学校のいじめとどう闘っていくか。交渉法をお話します。
いじめ裁判にも勝訴した、ストーカー的いじめ事件。
また、小・中・高校でもいじめにあい、闘ってきました。
事件をもみ消そうとする先生や学校とのやりとりは、一筋縄ではいきませんね。
効果を出すための方法をお伝えします。
2012年8月30日(木) 18:45~21:00
「父親が発信しよう!『いじめ問題』」
いじめ体験の現場、学校との交渉、どう乗りこえてきたか、
短い時間ですが、発表しました。
こちらに当日の資料スライドをアップしています。
どうぞご活用ください。
↓ ↓
~~~~~~~~~~~~~~~~~
「今のいじめは、集団リンチ」
「いじめられている子に言ってはいけない言葉、かけてあげたい言葉」
「いじめ解決の方法一覧」
「文書の作成方法」など
http://www.slideshare.net/eikomomose/fj-14152919
~~~~~~~~~~~~~~~~~
いじめにあったら、どうすればいいでしょう?
こちらに、保護者向けの情報をまとめました。
元はマンガ形式の原稿で、文字データ部分のみを取り出しています。
~~~~~~~~~~~~~~~~~
1.わが子がいじめられたら
2.いじめを解決する方法
3.クラスにいじめが起きた時
http://ijime-jp.org/?cat=3
~~~~~~~~~~~~~~~~~
3.対談形式&会場とのご質問・ご相談タイム
あなたの気になっていること、悩み、お聞かせください。
一緒に考えていきましょう。
———————————————————————
「いじめを防ぐ!予防・対策」講座
1月20日(日) 18:00~20:00(2時間)
→お申し込みはこちら
in 国立オリンピック記念青少年総合センター センター棟303号室
(参宮橋駅より5分。渋谷区代々木神園町3−1)地図
参加費:2,000円 当日会場にお持ちください。
———————————————————————
*同日に「メンタル・デトックスワーク」14:30~17:30(3時間)も開催しています。
一緒に申し込むと、セット割♪
講座2000円+ワーク4000円=6000円 → 5000円
スピーカープロフィール−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
藤森信之(もじもり・のぶゆき)
公立小学校の現役教師。一般企業での社会人経験を経たあとで、
「生徒たちと関わりたい」との熱い思いから教職へ入った、若い先生。
百世安里(ももせ・あんり)
いじめ被害者・裁判勝訴。PTSDとトラウマの専門家。
(社)メンタルサポート・ジャパン代表理事。日本学校メンタルヘルス学会会員。
日本トラウマ・サバイバーズ・ユニオン会員。日本メンタルヘルス協会基礎カウンセラー
自身が娘とともにいじめ被害にあい、娘への暴力、つるしあげ、数年間に渡る無言電話や嫌がらせなどを受け、警察、検察、裁判(勝訴)、心療内科・カウンセリングを経験した、いじめサバイバー(克服者)。
「アダルトチルドレン」はじめ100冊近い著書があり心理療法界トップの斎藤學先生のもとで、PTSD診断を受け5年間治療、心理療法知識を深める。
自身の演劇(インプロ)経験を活かし、心の傷に焦点をあてて設計したオリジナルワークを開発。2009年5月~、ほぼ毎月「トラウマ解凍ワーク」を開催。
親子関係・職場の人間関係・性暴力被害など、心のキズ(トラウマ)改善に大きな効果と感謝が寄せられている。
「PTSD経験」と「インプロ技術」の2つの力を合わせ持つ、希少な存在。
その使命に応えるべく一般社団法人メンタルサポート・ジャパンを設立、心のケアに貢献している。
『社会起業家スタートブック』ほかの著書がある。(百世瑛衣乎の名にて)
(社)メンタルサポート・ジャパン http://mental-support.main.jp/
悩み辞典 相談員 http://www.nayamijiten.com/profile/profile.php/38454