毎日が日曜日・・・のようなもの

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蜘蛛のブローチとガラスの器

2021-10-26 10:43:38 | 日記

今朝 掃除機を掛けていて

私の大きなお尻がぶつかって・・・

大切にしていた「器」を粉々に壊してしまいました

しばし呆然・・・・・・言葉もでません

 

昔 鎌倉で働いていた頃(小町通りのブティック)

仲良くして貰っていた4つ年上の彼女が

どうしよう・・・大事にしていた蜘蛛のブローチを落としちゃった

どこで?

 

彼女は小町通りを行ったり来たり 

雑踏の中 自分が歩いた道を何度も何度も探し回っていたけれど

結局見つからず・・・

それでも毎日 下ばかり見て目は探しておりました

 

落ちてないねぇ

きっと誰かが拾って大事にしてくれているのなら諦めが付くけど

きっとそうだよ!

                                     

       こんな感じの美しいブローチでした

       お洒落な彼女はスカーフト留めに愛用していたの♪

 

蜘蛛は嫌いだけどあのブローチだけは大好きだったと言っていた

琥珀色のお腹をした本当に美しいブローチでした

記憶というものは不思議ですね

突然 懐かしい彼女が失くした美しいブローチの事を思い出しました

 

いつまでも一緒と思っていた・・・

いつも目に入り 元気色したガラスの器がキッチンにはあった

     

そこに居るのが当たり前のようになっていた

        

洋風のガラス食器に見えるけど

大正初期に作られた日本の器です

私のところにやって来てからも20年が過ぎている

      

もう会えないなんてすごく寂しい

         

リビングに居ても 振り向くと必ず目に止まる元気なオレンジ

 

        

アナタのカケラを探し回って(画像の整理が雑だから)集めました

思い出は残るから大丈夫♪ 今までありがとう そしてゴメンね

 

振り向いてキッチンを見たけど

薄暗いw やっぱりさみしいーーーー

 

大事なガラスの器を壊しちゃったんだよ 悲しい

どんなの? 記憶にないなぁ

 

興味が無ければそんなものだ こんなに目立つカラーでも

目にも入らないものなんだろう

ホラ アレだよ オレンジの ガラスの器ーーー

覚えてないなぁ 

   

こんなに美しいガラスのオレンジが目に入ってなかったんだとぉ

まっ♪ 興味がなければそんなものかも知れない

一緒に悲しんでは貰えなかったけど・・・

 

あの時の私だって・・・・

同じようなブローチ買えば済むのにと心で思っていたんだよね

彼女にとっての思い入れはお金では買えない

私にとってのオレンジの器もお金では買えないようにね

 

       

お金では買えないものをいっぱい持ちすぎるのも

コレはコレで切なさもいっぱいで

     

大事に大事に 後悔は必ずするんだけれど

最小限に留めるように生きてゆかないと

ねっ ドラちゃん

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