かりん暮らし

ヴィーガンでアニマルライツな起業家です。

医学のためなら…

2008-01-10 19:52:30 | 地球のコト
今回からは医学的見地からの動物実験についてお話したいと思います。

一般的に医学の進歩のためには、動物実験が不可欠である。と言われています

本当にそうでしょうか?
でも、どんな実験が行われているか、具体的に知っている人は少ないと思われます

猿は人間に近いということで様々な実験が行われています。
心理的なテストも多く、“愛情”についてもたくさん行われているのですが
その中でアメリカのハロゥアンドスオミが開発した母猿のロボットを
使ったものがあります。

母猿のロボットといっても丸太の様な物に布が巻かれただけの粗末な物で
乳が出るように仕込まれています。
実験では生まれたばかりの子猿をロボットと一緒に檻に入れます。
子猿がロボットに抱きつくと突然ロボットの腹部から
空気が噴出し、それは檻の反対側まで吹き飛ぶほど高圧です
もちろん子猿は皮膚が剥けたり怪我をしたりしますが
それでも母猿のロボットの元へ戻ります。

次の段階では子猿が抱きつくとロボットは激しく振動し
しがみつく子猿を振り落としにかかります
それでも子猿はロボットの元へ戻ろうとします

こうして最後にロボットの腹部から勢いよく鋭利な凶器が飛び出し
抱きつく子猿を傷だらけにします。
母猿に傷つけられた子猿はそれでもなおロボットに戻っていくのです

“子猿は母猿を愛する”
という当たり前の結論を出すために、こんなくだらない実験が
何度も何度も繰り返されているのです

生まれたばかりの子猿のまぶたを縫いつけ、目が不自由な人たちの
心理状態を研究することも行われています。

志村動物園のパン君を見る限り、猿にも人間と同じように“心”と
いうものがあるように思いますが。

次回も“医学の進歩”についてお話しましょう

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