かりん暮らし

ヴィーガンでアニマルライツな起業家です。

かりんの事

2007-10-30 20:38:46 | ワンコのこと




かりんが2才半で死んでしまったのは今年の4月。


                 
しっぽの先を怪我して病院に連れていった。先生曰く、            
「こんな事で何か有る訳ないから大丈夫」と。

2~3日して、しっぽの先がどんどん腐っていき、骨が見えてきて。
あわてて病院へ行くと、「再生するかもしれないから平気」と
こーんな事で来るなよって感じの先生。

愚かな事にその時の私たちは医者なんだから
その先生が言うことが正しいと信じきっていた。


そんなもんなのかって。


5日過ぎから元気が無くなり、6日目に熱を出して
病院へ連れて行くと即入院。
 

また元気になって戻ってくると思っていた。


主人は仕事で東京に行っていたので
夕方に私一人で面会に行くと
先生はぐったりとしたかりんを連れてきて、

「今日がヤマでしょう。」と。


えっ、えっ、うそでしょう‥


何を言っているのかわからなかった。
目もうつろなかりんを見てかわいそうで
病院を出た途端涙があふれ出た

しばらく道にへたりこんでわんわん泣いた。

気が狂いそうで、夢なら覚めて欲しいと叫びだしそうになった。


少し落ち着いて、主人に電話して
こちらに戻ってもらい
夜、点滴をしたままのかりんを家に連れて帰ると
時々どこか痛むのか、全身をつっぱり
うぉぉぉんと叫び声を上げる。
その度に撫で擦り、
「かりん、がんばれ、かりん」と必死で伝えた。



一晩中そのくりかえしの後、朝を迎えても
かりんは生きていた。

ああ、ヤマを越えたんだ!と家族で喜んだ。


朝、病院に連れて行くと、先生は
「脳に障害が残るかもしれませんね」と。


帰り道、主人がポロっと言った。
「かりんのために、安楽死させた方が」

私は必死で反対した。
もしもかりんが、脳に障害が残り、
寝たきりになろうと、垂れ流しだろうと
きっとかりんはそばにいて、生きたいと思っていると。
頑張ってリハビリして
そうしたら少しずつ回復するかもしれない。
主人も、「そうだね、みんなで頑張ろう!」と、言ってくれた。                                             

人生はわからない!

2007-10-29 15:48:01 | ワンコのこと
小さい頃に追いかけられて以来、犬なんて大っ嫌いだった。



道ですれ違うたび、こっち来るなよー!
と心の中で叫んでた。

そんな私が犬にはまってしまうなんて
今でも信じられない!


初めて犬を飼ったのは、よくある話だが、
息子が欲しがったから。
「僕がちゃんと世話をするから」
というありがちな嘘に騙されて
我が家にももがきた。

                             
飼って(飼うという言い方は嫌いですが)みて
あっさりと彼女の虜になってしまった。


あまりの可愛さに、もう1ワン欲しくなり、来たのがかりん




でも、かりんは死んでしまった