かりん暮らし

ヴィーガンでアニマルライツな起業家です。

水の中は地獄の中

2008-02-08 14:13:46 | 地球のコト
今日は、前回の動物園に続き、水族館についてお話したいと思います。

色とりどりの綺麗な魚たちが泳ぐ水槽の中…
仲睦まじいカップル、子供とはしゃぐ家族。
デートコースや、子供たちと出かける“癒しの場所”でもある水族館。

その水族館でも様々なことが行われています。
ご家庭でも熱帯魚や金魚などを飼っている家は多いと思いますが、
あの、水槽。
しょっちゅう汚れて掃除をしたりしませんか?
小さな水槽でさえあんなに水が濁るのに水族館の水はなんで濁っていないのでしょうか?

こまめに掃除をするから?
いいえ、“水を透明にする薬物”を大量に使っているからです。

もちろん掃除もします。
水槽のガラスに付いたコケや汚れまでは取れないからです。

大量の薬物のために毎日たくさんの魚たちが死んでいます。
でも、死んだ魚は“すみやかに”処理されるため
見ている人にはわかりにくくなっています。


イルカのショーが始まりました。
高くジャンプしてボールを蹴り上げたり、投げられた輪を鼻先に引っ掛けて
持って来たりします。
見事なショーにお客さんは拍手喝采です。

トレーナーの指示に従い、色々な芸を見せるイルカやシャチ…
自然界での彼らの寿命は40年だそうです。
でも、ここにいる彼らの平均的な寿命は2~5年と言われています。
狭く泳ぐことの出来ないスペース、薬を沢山投与された水槽。
芸を覚えたり、たくさんの人に見られるストレス…
それらが彼らの寿命を縮めているのではないでしょうか?


動物園や水族館は子供たちや大人が、日頃見られない動物たちと触れ合える
教育的施設だとされています。

ですが、そこにいる動物たちの一生を考えると
本当の教育って何だろう?
命って何だろう?と首をかしげざるを得ません…



最新の画像もっと見る

コメントを投稿