にしやま形成外科皮フ科クリニック、形成外科専門医:西山智広

東京銀座と名古屋栄で2クリニック。美容外科・形成外科・美容皮膚科・皮膚科治療から予防医療まで、分かり易く説明します。

ピアスについて「ピアス穴あけ後に腫れた時は?」の質問。にしやまクリニック。

2009年03月11日 | チタンピアス穴開け(耳・軟骨・ボディー)

ピアスについて「ピアス穴あけ後に腫れた時は?」の質問。

○通常は、チタンピアスの穴開け時に化膿止めの「のみ薬と塗り薬」をお渡ししていますので腫れることはほとんどありません。

チタンピアスは、体になじみやすい金属なので穴あけ後のトラブルはほとんどありません。しかし、ステンレスや金メッキなどで出来ている市販のピアスの場合には、穴あけ後の浸出液(黄色の汁)によって金属が溶け出し金属かぶれを起こしたりすることがあります。

このような金属かぶれが、耳たぶ、軟骨や舌に「痛み」「腫れ」「黄色の汁の付着」などの症状を起こします。腫れが強いと、ピアスの長さが足らなくなりヘッドが皮膚の中に埋もれてしまうこともあります。

症状が軽い場合には、ステロイド+化膿止め軟膏等に変更して腫れがおさまるのを待ちます。皮膚に埋もれてしまうような場合には、長いチタンピアスに入れ替えたりすることも考えます。

軟骨ピアスを綺麗に安全に開けるには、数種類のピアスをご持参され当方のチタンピアスを含めて耳の形などを見て開け方や位置をご相談させていただきます。

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