散歩もいろいろ

福永武彦・丸谷才一・中村真一郎さん共著で『深夜の散歩』というミステリの楽しみを語ったエッセー本があります。もう絶版なのかな？
大のミステリ好きとして、昔、楽しく読んだ本なんです。古今のミステリの名著を読む道しるべですね。

学生時代は、直前にならないと何もしないという今の性格そのまま、試験勉強なんぞも直前徹夜で乗り切っていた情けない飼い主。
徹夜明けの朝の４時ごろ、近所の24時間営業のMr.ドーナッツまでぶらぶらと散歩し、ツイスト（今はない）ドーナッツと珈琲を飲んで帰ってくるのが当時の日課。これは”夜明けの散歩”ですね。

で、今は。
へへ。”野良との散歩”が日課なんです。
日課といっても天気が良くて、仕事場近くの野良に会う時間が取れるときに限られるんですが。
2匹がいつも生息している駐車場からグルリと周辺をのんびり歩くだけですが、用心深く、しかし好奇心一杯の2匹、あちこち脱線して、時には30分以上もかけて散歩することもあるんです。これが結構息抜き。

私と野良は飼い主でも飼い猫でもない関係。『あっちへ行く？』『しばらく休憩』『もうここまで来たら自分達で帰れるから放っといて』な～んて感じで適当に尊重しあいながらお散歩してるんです。
2匹のうち1匹はもの凄く用心深いコで、ご飯を食べているとき以外、触らせてくれません・・
もう1匹は甘え上手で、特に私になついてくれるおっとり野良。（母の方）
我が家の2匹の子供達とは全く違う関係ですね。。。（当たり前なんですが）





でも仔猫のnanaは別として、momoはもう1才５ヶ月。そろそろ子供扱いだけで接するんではなく、momoの個性を尊重して接していこうかなと思います。nanaが来て少し大人びてきたしね、momo。
nanaはまだ子供ですから、甘えさせてあげよう。でもnanaもすぐに大人になるんだね。元気な優しい成猫になるようお母さんも優しく接するからね。・・だからあちこちへのおしっこ、早く直ってね・・・（え～ん）
nanaとは気長にお散歩だよ。