雨の中の猫と雨を見ている猫

今日、市バスに乗っていましたら、『ズガ～」と地響きのような音が隣から。そっと見たら臨席の３０代くらいの女性が口を開けて上を向いて寝ていました・・・『気をつけよう、私も地下鉄の中で気を失っていることがよくあるし』と決意した次第です。

それはさておき、帰りに仕事場のあるビルの前のパーキングを横切りましたら、たまに見かける野良の猫が２匹、路上で寛いでいました。近づいたことはないのですが、今日はのんびりした風情だったので、近寄ってみました。簡単に挨拶をして、少し話をして（私が一方的に）みました。

２匹の猫はキジと茶トラで血が繋がっているのかどうか、良く似た体型です。２匹とも丸々して眼が細く、ちょっとふてた顔ですが、仕草は猫らしく、近寄ると素知らぬ顔をしながら私の方をちらちら見て、毛繕いをします。
パーキングとその周辺のビルが縄張りのようです。雨のときはビルの奥に避難すれば濡れずにすみそうな感じですね。

しかし、この雨の中、今頃あの２匹はどうしているでしょうか。ビルの奥で２匹一緒に避難しているんでしょうか。雨に打たれてはいないと思いますが。ご飯は食べれたのかな。２匹いっしょだから寂しくはないでしょうが。

我が家のmomoはと言えば、こちらはベランダの窓越しに雨が降る外を眺めています。momoは雨に濡れることはないですし、ご飯の心配もないですが、１匹飼いなのでお友達がいないですね。
元気に飛び跳ねて大声で叫んでいたかと思うと、時々黙って外を見ていますが、その時は何を考えているんでしょうか。縄張りから見張っているつもりなのかな、それとも他に何かあるのかな。

人にもいろいろな生き方があり、比較できないように、猫にもいろいろな生き方がありますね。momoは幸せなのかな・・