もみの木工房便り

札幌市円山にある、もみの木工房から日々のお知らせ=

中世の街へ・・・フランス紀行・最終回!!

2012-08-29 21:54:57 | 日記
    あっという間の10日間
    見たいところは、もっとたくさんあったけど
    いつかの次回に期待しつつ・・・

     最後に目指した所は世界遺産
     『中世市場都市プロヴァン』


   


  SNCF(国鉄)の列車でパリから1時間半。
  この列車は、ゆったりしていてとても快適。
  TVの『世界の車窓から~』の雰囲気&景色を
  楽しみながら・・・


   

   
  プロヴァン駅から歩いて行くと・・・
  また、パリ市内とは違ったほのぼの田舎街?
  ここは街の商店街でにぎわっているのですが・・・
  飲食店以外はお昼になると長~い休憩で
  お店がCloseになるところ多し
   


   


   さらに10分程歩くと・・・
   街並みは12~13世紀の中世の世界


   


  こんなふうに丘から見渡せる路地が素敵


   


   さらに行くと・・・城壁発見!!
   張りぼてとかじゃなくて、本物だー
   街全体がこの城壁で囲われていて・・・
   圧倒される重厚感・・・


   


   見張り窓から眺めてみました。
   当時は弓矢片手にここで・・・
   石の階段もそうですが、狭い空間


   


     城壁の内側=街並みが見えます


   


    そして城壁の外側=ひろい草原
    一続きの大陸国々は、常に外からの
    攻撃にそなえていたんだなと実感。


    城壁に沿って歩いたあとは・・・


     


    サン・キリアス聖堂へ。
    12世紀に建築され始めたのですが
    費用が足りなくて現在に至るまで
    建築途中のままなんです。

    なんと正門正面壁のレリーフが
    あのジャンヌ・ダルク
    1429年8月にシャルル7世と
    ジャンヌ・ダルクが戴冠式の帰りに
    この聖堂に立ち寄りミサを行ったそうです。
    (約600年前の話・・・
    中世の童話の世界のようでした。


 今回初めてのヨーロッパへの旅
 紙面・映像上での歴史を肌で感じた旅でした。
 そして、フランス人に親日家が多いのも
 なんとなくわかります・・・
 なぜなら、日本も独自の文化遺産がたくさんあり
 侘びさびの世界=芸術だから。
 私達がフランスの建築物や文化に感動するのと同じく・・・
 
 
 そして、行く前はブランド&高級で
 敷居の高いイメージのフランスでしたが・・・
 実に人間らしい生活を感じられました。
 コンビニはなしスーパーもお休みがあり
 お店の昼休みは当たり前自分の責任は自分で
 でも・・・精神と行動には自由がある

 
 そして何よりアートを感じる街でした
 10日間もいれたけど・・・全然足りないっ
 見たいもの、触れたいもの、感じたいものが
 まだまだ・・・ありました。

 
 また・・・いつかきっと!!
  

  

  

    


   
   


   
   
   

あぁ!!ベルサイユのばら~・・・フランス紀行・8

2012-08-28 10:42:29 | 日記
え~私の世代の方なら・・・
みなさん1度は目にした事があるでしょうか?
池田理代子さん作『ベルサイユのばら』(漫画です
「アンドレ~!!」「オスカル~!!」などと・・・
友達とベルバラごっこしてました・・・はい

世界は、ふりふりゴージャスドレス&星いっぱいきらきら瞳
当時の私にとっては、どう考えても空想の世界?
でした・・・が・・・


     

   
  ここは、ヴェルサイユ・リブ・ゴーシュ駅です。 
  パリからRER(急行地下鉄)に乗って30分。
  ここの駅を降り立って歩いて行くと・・・


          


        ルイ14世の騎馬像~
  (マリーアントワネットのご主人がルイ16世です。)


    


       そして・・・これが正門です。
       ゴールドで眩しい~!!


          


  建物に入る前からかなり圧倒されていたけれど・・・


    


   至るところが・・・もう『ベルサイユのばら』


          


    


 オペラ座のフラスコ画作がシャガールであるように
 ヴェルサイユ宮殿の中のフラスコ画や壁画も
 当時から名高い画伯によって描かれたものが多数。


     


 かの有名なガラスの間で~す
 マリーアントワネットが夜な夜な舞踏会をしてた?
 でも・・・実は鏡の裏側には、王宮家の日常の
 住まいがあって・・・
 (日があまり射さずに暗いイメージ
 マリーアントワネットが実際使っていたベッド・・・
 信じられない?小花の刺繍がかわいらしかった。


 歴史と伝統が感じられる重厚な雰囲気だけど・・・
 華やかな外交の世界と実生活の重苦しい暗い世界
 ガラスの壁1枚を隔てて表と裏の世界
 マリーアントワネットは、この宮殿になじめず
 宮殿から少し離れた森の中にたたずむ
 プティ・トリアノン離宮での生活を好むように・・・


     
     

    今も昔もやっぱり自然は人の心を癒す~


          


       この庭園は・・・宮殿建築費より
       かなりかかったそうです。
       なるほど納得の広大さ=


     


    と・・・昔、馬屋だったところからいい匂い~


          


    興奮しすぎてて・・・お腹が空いているのに
    やっと気づきました!!


     


    ほんとに、どれも美味しいレストランでした。
    チーズがとにかく豊富で美味なので
    クロックムッシュやカルボナーラ・・・
    そしてハムとチーズをクロワッサンに
    はさんだだけのサンドも感動~


     


      日本では・・・・カフェ・オレ
      フランスでは・・・カフェ・クレム
      カフェが多いフランスですので・・・
      珈琲は美味しかったです
      

      ~ホッとするひととき~





     
 


     

   










  


街を歩こう!!・・・フランス紀行・7

2012-08-25 14:36:40 | 日記
旅行中、真冬なのに暖かい日に恵まれました。

お天気がよければ・・・やっぱり街中散歩


        


石畳の路地をウィンドウショッピングしながら・・・


   


色がカラフルでデザインもアイディアもおもしろい。


   


ここの文具やさんは、看板がしゃれてて素敵


   


 伝統のあるペンと紙のお店で・・・
 娘の憧れ=インクをつけながら書く木のペン
 一生もんで?購入
 (緑の革の表紙手帳は・・・私の一生もん・・・


   


休日には、路地裏にアンティークのお店が並びます。
もう・・・見切れなくて・・・時間がほしいよ~


   


このお花、矢車草かな?かわいい花のガラスのコップ
4つセットで・・・うれしいお買い物です!!


   


 ボタンも購入!!選ぶのに時間かかりすぎ・・・
 手芸やさんで買ったのも一緒に。
 手芸やさんは=魔の迷宮楽しすぎて・・・
 


   



こちらは~紅茶で有名なマリアージュ本店です
喫茶は混んでいたので、本店のみのチョコレートと
紅茶を買ってお店を出ました。


   


 街中にある回転木馬は、映画『アメリ』の世界。
 そのサイズも小さいのから大きいのまで
 場所に合せていろいろな大きさが・・・


フランスでは、英語はほとんど通用しません
でも・・・持ち前の?手振り身振りのゼスチャーで
どうにか乗り切るしかないっ

助かったのは、フランスは親日家が多い?
道すがら、日本語で話しかけてくれる方が何人か・・・
昔、日本にいたとか、好きで年1回は旅行で行ってるとか。
英語だと通じないのに日本語だと通じたりして・・・
でも、なんだかうれしかったな~

家族全員で行く、名所めぐりの空き時間に
主人とレンタサイクルで出かけたり
地図を片手に単独で出かけたり・・・
その間、子供達はアパートメントで
義母と冬休みの宿題などをしながらお留守番。


街中散歩は、その土地のエネルギーを感じますね。
行く前は、地図を見てあれこれ行きたい場所を決めていたのに
いざ歩き始めると行き当たりばったりもいいものです

       



  

いざっ!!オペラ座・・・フランス紀行・6

2012-08-19 19:14:37 | 日記
今回のフランス・パリで見てみたかったのが
劇場での舞踊や音楽のコンサート。

日本の有名な劇場だと大きな演目で
何ヶ月も前からチケットを予約したり・・・
そのチケットがとても高かったり・・・
やはり観劇=特別なイメージ

無理だと思うけど・・・と行ってみると・・・
劇場自体がた~くさん
しかも、古くて由緒ある雰囲気のが点々と。

さらに、毎日といっていいほど色々な演目があり
週末に家族で待ち合わせて・・・
恋人や友人達と一緒に・・・
ほんとに子供から大人まで気軽に楽しんでいる様子。
ごく自然に生活の一部として・・・


   それでは私達もいざっオペラ座へ~


   


   こちらは、『オペラ座の怪人』でお馴染みの
   オペラ座ガルニエ宮殿です


   


 気分は・・・ジャ~ンジャジャジャジャジャ~ン
   (注:オペラ座の怪人のテーマ曲


   


  こちらは、ラウンジです
  好きな飲み物を頼んで飲んだり
  みなさん、お連れの方とお話を楽しんだり。


   


      この天井のフラスコ画・・・
      アールデコ調の石膏の飾り
      ゴージャスっ
      しかし・・・その後・・・さらに・・・


   


   えっ!!ここはベルサイユ宮殿?
   い~えっガルニエ宮殿です
   宮殿となると、日夜舞踏会とかあって・・・
   私達の日常とかけ離れた華やかな世界


   


 ここが舞台~この日は弦楽四重奏でした。
 席は、円くなった天井=シャガールのフラスコ画の下。
 あの・・・本物のシャガールの絵ですよ。
 もう、うぅ~とうなるしかないっ。

 ほんとに当時のままの木の・・・小さめの椅子。
 (もしかして昔の人用サイズか
 演奏が始まると・・・本物?映画?
 なんだか夢のような時間でした。


   


パリの人達はいたってラフなスタイルで楽しんでいました。
自分の聴きたいところだけ聴いてサッといなくなる人も。

私達は後日、もう1つのオペラ座バスチーユという
新しい劇場でも舞踊を観劇しました。
そちらは、もう少しゆったり座れる席で、
ほんとに家族連れが多かったです。
休憩中に家族であーだこーだと会話を楽しみ、また観劇。

ルーブル美術館でも感じたことだけど・・・
ほんとに地元の幼稚園~小中高等学校の普通の授業として来て
絵画について感じたことを話し合う姿をたくさん見かけました。


身近にある芸術に小さい時から自然に触れて
それをどう感じたかお互いに話して幅を広げられる文化。
これが・・・感性が育つ原点?ステキだな・・・と



   
   


   


 

   

パリといったら・・・フランス紀行・5

2012-08-16 11:03:42 | 日記
      パリの象徴といったら・・・


  


     シャンゼリゼ通りの凱旋門?


 
       


    やっぱりエッフェル塔でしょうか?


シャンゼリゼ通りは、日本でいうと銀座みたい
高級なブランドのお店が連なってあります。
行った季節は冬のバーゲンの真っ最中

でも・・・ごめんなさい
あまり興味のない私は、やっぱり庶民派?


       


 エッフェル塔の鉄鋼の美しさに見とれ
 こんなアングルの写真を撮ったり・・・
 (計算されつくした組み立て方か?)


  


  お土産やさんのエッフェル塔雑貨に
  魅了されたりしていました


  


 こちらは、エッフェル塔からの風景で~す。
 下に見えるのは、セーヌ川でございま~す。


  


  そして・・・真冬だけどセーヌ川下り
  意外にも、行った時は寒波が去った後で
  冬なのに暖かい毎日でした。
  川から眺めるエッフェル塔や街並みも
  素敵だったなぁ~


      そして・・・お腹が空くと・・・


        

        
         こんなお店や・・・


  


        


         あんなお店で・・・


     


     ちょっと休憩してみたりして


  


 基本は街に星の数ほどあるパティストリー。
 初めてふらっと入ったアパートの近所の
 パティストリー・・・
 そこのチーズケーキのチーズがフレッシュで
 ほんとに驚きました
 それから、あちこちあるパティストリーで
 食べ歩き???
    

 でも1番毎日お世話になってたお店は


  


  このスーパーモノプリです
  (スーパーの中の写真撮れず

 
  私達が宿泊先にアパートメントを
  選んだ理由は・・・
  1.やっぱり自宅のようにくつろぎたい!!
  2.食事も・・・たまの外食はいいけれど
    毎食となると・・・いろいろキツイ
    その土地の材料で自分達で
    つくって食べるのもまた楽しい
    (何よりコスト削減が1番か?)


  と、いうわけでこの『MONOP’』の
  スーパーには毎日買出しに行きました。


  


  食品のみならず~衣料・化粧品や
  こんなかわいい雑貨達もあったりして
  またまた帰れなくなる私でした