もみの木工房便り

札幌市円山にある、もみの木工房から日々のお知らせ=

ピンクマちゃん親子のこと🌸

2023-04-06 11:16:20 | 日記

またまたずいぶんご無沙汰しています

見渡せば・・・今年は春の到来が早くて

もう、すっかり春

 

昨年、なかなか気持ちの整理がつかずに

書けなかった出来事がありました。

 

4年半、癌と向き合い闘病していた姉が8月に逝ってしまいました。

倒れる4日前まで、姉の家に3泊4日で泊まりに行っていて

よく話し、よく笑い、よく食べて

まだまだ闘う気満々で元気にしていたのに・・・

多分、私の前では頑張って見せていた?

 

いつかはと、覚悟はしていましたが

あまりにも急過ぎて・・・

コロナの影響で側にもついてあげることが出来ず

生死をさまよっていた1週間は本当に辛くてつらくて・・・

どうにも動けない自分がもどかしくて悔しくて。

 

今もその悲しさと淋しさは、ずっとずっと続いています。

 

ただ、一緒に闘ってきた姉の家族

そして闘病している事をギリギリまで知らされずにいた母の気持ち・・・

きっとまだまだ私以上に整理がついていないと思います。

 

 

 

このピンクのくまちゃん親子は姉が残したトレーナーで作りました。

姪っ子が、姉が逝く前に奇跡のように赤ちゃんを無事に出産して

姉は画像でしたが初孫の顔を見ることができ、

今、その赤ちゃんは私たちの希望の光となっています

 

振り返ってみると

姉が発病してからの4年半は、電話やメール、もちろん会って

よく語り合う時間をもらえたかなと。

姉妹だからこそお互いに感じていた

いろいろな複雑な思いも“えっ!そうだったんだ〜”と

初めて知ったりして。

そして、倒れる前に一緒に時を過ごせたこと

それは私の中では奇跡のような永遠の時になりました。

 

姉はいつも私の物作りを応援してくれていました。

秋に開催した絵本展は

ずっと姉が来たいと言ってくれていた展示会で

きっと姉が観に来てくれているんだろうなと・・・

私にとっても大きな意味のある絵本展になりました。

 

季節はもうすっかり春になって

チャレンジ精神旺盛で頑張り屋だった姉なら

きっと絶対何かに向かって走り出してると

思いを馳せつつ・・・

私も少しずつですが動き出していかなければと思っています。

 

そして、改めて私の中で確認出来たことがありました。

それは私にとって作ることが

何より心の癒しになっているということ。

 

心の癒し方は人それぞれだと思いますが

気持ちを平にできる何かがある事は大切ですね。

 

姉の気持ちを汲んで

ピンクマちゃん親子に込めた想いを

どうか姉家族や母、

そして空の向こうの姉に届きますように

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


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