帰ってきたエイトマン8888

個人の日記です。

午前中、本を購入に行きました。

2011年04月20日 | 書籍
9冊購入。



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第19章 潜在意識を用いて危惧の念を取り除く法/この道により恐怖よりの自由に至れ(J.M)

2011年04月20日 | 友人
① あなたがやることを恐れていることをやりなさい。そうすれば、恐怖が死ぬことは確かです。「私はこの恐怖を克服しようとしているのだ」と自分に言い聞かせ、しかもほんとうにそう思いなさい。そうすれば克服するでしょう。

② 恐怖はあなたの心の中の否定的な考えです。そのかわりに建設的な考えを入れなさい。恐怖で殺された人が何百人もおります。信念は恐怖よりも偉大です。神と善に対する信仰より強力なものはありません。

③ 恐怖は人の最大の敵です。失敗や病気や悪い人間関係の背後には恐怖がひそんでおります。愛は恐怖を投げ捨てます。愛とは人生のよきものに対する情緒的愛着です。正直や潔白や正義や善意や成功にほれ込みなさい。最善のものを喜んで期待して生活すれば、必ず最善のものがあなたのもとにやってきます。

④ たとえば「私は美しく歌います。私は落ち着いて、静かで安らかです」というような恐怖と反対の暗示によって、恐怖の暗示を消してしまいなさい。それは信じられぬほどの配当をもたらします。

⑤ 口頭であれ筆記であれ、試験のときの記憶喪失のかげには恐怖があります。これを克服するには、「知る必要のあることに対しては私は完全な記憶を持っている」という言葉をしばしば肯定するか、あるいは、試験にすばらしい成績でパスしたことに友だちが「おめでとう」と言っているところを想像しなさい。やり抜けば、必ず勝利はあなたのものです。

⑥ 水を渡るのが怖かったら泳ぎなさい。あなたの想像の中で自由に楽しく泳ぎなさい。心の中で自分を水の中に投げ込みなさい。プールを泳ぎ切るときの冷たさと快感を感じなさい。それを生き生きとしなさい。頭の中でそうするように、あなたは実際に水に入っていて、水を征服することを余儀なくされるでしょう。これがあなたの心の法則です。

⑦ エレベーターとか講堂とか、狭いところがこわかったら、心の中でエレベーターに乗って、その各部分や機能をたたえなさい。あなたもびっくりするほどすみやかに恐怖は消散します。

⑧ あなたが生まれつきもっている恐怖は二つだけです。つまり、落下の恐怖と音響の恐怖だけです。すべての他の恐怖は後天的に獲得されたものです。それを一掃しなさい。

⑨ 正常なる恐れはよいものです。異常なる恐れは非常に悪く、破壊的です。いつも恐れの念にひたっておりますと、結果として異常な恐怖や強迫観念やコンプレックスが生じます。あるものを絶えず恐れていると、恐慌感や恐怖感が生じてきます。

⑩ あなたの潜在意識の力は状況を変え、心から願っていることを実現させることができるのだということを知ることによって、あなたは異常な恐怖を征服することができます。あなたの恐怖とちょうど反対のものであるあなたの願望のほうに直ちに注意を向け専念してください。これこそ恐怖を投げ出す愛です。

⑪ 失敗が心配なら、成功に注意を向けなさい。病気がこわいなら、完全なる健康について考えなさい。事故がこわいなら、神の案内と保護について考えなさい。死がこわいならば、永遠の生命について考えなさい。神は大生命で、それはいま、あなたの生命です。

⑫ 置換という大原則が恐怖への解答です。あなたが恐れることは何でも、あなたの願うものという形で解決することができます。病気だったら健康を願うのです。恐怖という牢獄にいるならば自由を願うのです。よきものを期待しなさい。心の中でよきことに集中しなさい。そして自分の潜在意識は常にあなたに答えてくれるということを確信しなさい。それはやりそこねることがありません。

⑬ あなたの恐れることは実際には存在せず、心の中の考えにすぎません。考えには創造力があります。「私の恐れたことが私の身にふりかかった」とヨブが言ったのはそういう意味なのです。よいことを考えると、よいことが起こります。

⑭ あなたの恐れることを注視しなさい。それを掲げて理性の光にあてなさい。自分の恐れていることを嘲笑するようになりなさい。これが最善の薬です。

⑮ あなた自身の心以外、あなたの心を乱すことのできるものはありません。他人の暗示も言葉も脅威も、何の力もありません。その力は、あなたの内にあります。ですから、あなたの考えがよいことに集中されると、神の力は、よいことを考えているあなたの心とともにあります。創造力はただ一つあるだけです。それは調和として動きます。その中には争いによる分裂がありません。その源は愛です。神の力は、よいことを考えているあなたの心とともにある、というのはこういう意味です。


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中村天風 先生

2011年04月20日 | 友人
ヨーガ哲学の行法について

 私が天風会に入会した昭和二十五年頃には、日本でヨーガ哲学と行法について知る人は極めて希であった。今日ではどの書店にもヨーガに関する本が並べてあるが、本書に関係ある部分について、多少述べておきたいと思う。
 ヨーガ哲学及びその行法の起源は、遠く紀元前二・三千年にさかのぼるといわれる。ヨーガ(yoga)という言葉は、サンスクリット語の(yug)から派生した語で、結合する、馬を馬車につける、馬車に乗って旅行する等の意味を持ち、英語の(yoke)と語源的に関係がある。心の動きを抑え統制する訓練は、御者が馬を御するのに似ている事から、行法をヨーガと呼ぶようになったのであろうと言われている。(我が国の武道の書、天狗芸術論にも「人を導くは馬を御するが如し」とある)
 ヨーガは心の作用を統制し、肉体をも操練錬磨して、人間の真の姿を発展的に開花させる行法であるといえるが、現存するインドのあらゆる宗教の中にヨーガの思想と行法が見出だされると共に、ヨーガは世界の全ての宗教の源であるともいわれている。

 ヨーガは、道の進め方により異なる名称があるが、有名なのは次のとおりである。

 バクティヨーガ・人格神への献身的帰依と愛による道。
 カルマヨーガ・社会の中で奉仕による行為で解脱を得ようとする道。
 ジニャーナヨーガ・哲学的思索による道
 マントラヨーガ・マントラ(真言)の誦唱を中心とする道。
 ハタヨーガ・肉体的生理的操作より進む道。
 ラージャヨーガ・心理作用を中心とする道。

 天風先生の統一道は、主としてカルマヨーガとラージャヨーガである。
パタンジャリ(紀元前二世紀頃のインドの大哲学者)の編著といわれる、ヨーガスートラ(ヨーガ根本教典)には、ヨーガ行法を八部門からなる体系として解説している。
パタンジャリの八支則
 ヤマ(yama)五っの禁戒
   ①非暴力 ②正直 ③不盗 ④禁欲 ⑤不貧
 ニヤマ(niyama)五っの勧戒
   ①清浄 ②知足 ③苦行 ④読誦 ⑤自在神への祈念
 アサナ(asana)坐法、体の保ち方。
 プラナヤーマ(pranayama)呼吸法による調気。
 プラティヤーハラ(pratyahara)制感、感覚の統御。

 ダーラナ(dharana)凝念、執持、集中。
 ディヤーナ(dhyana)静慮、禅那(禅の語源)、統一。
 サマディ(samadhi)証、三昧。

 ニヤマからプラティヤーハラまでの部門は一括して外部部門と呼ばれる。先ず心を浄めて定め、坐法、調気で心身の生命力を練り上げ、更に外界に心が引かれるのを統制して、内向の道に乗せることにより、最後の三部門に進む準備が出来上がる。
 ダーラナからサマディを内的部門といい一括して綜制(サンヤマ)といわれる。合気道の稽古法とこれ等の部門の関連については、別に記述する。
 ヨーガ行法の特徴は、合理的に理性を活用し、科学的(法則性を重視する)、技術的に徹底している様に思える。ヨーガスートラも合理的に計算された技術の、教育的指導要項があるだけである。長い年月にわたる人間の観察と、徹底した修練の結果を克明に調べ、完全な教育の為の設計書にし上げたという感じである
。  人間の真の姿を最も厳しく見つめたこの教育体系は、禅宗、密教等により我が国に伝えられ、日本武道の発展に大きな影響を与えた。日本の武術が精緻巧妙な発達を遂げたのは、長い間武家政治が続き、武術が武士の表芸として重要視されたのに加え、神儒佛老荘の教えと行法がそれぞれの時代に応じて、武術と一体となり精神集中の法、ひいては技術を高くあらしめたからである。
 一見我が国独特のものとして、しばしば国粋主義的視野から論じられる武道も、実は朝鮮、中国を経て、遠くインドに迄及ぶ国々の文化の恩恵を深く受けているもなのである。
 今後、日本武道史の研究、又これからの武道の気心体のありかたの探求には、ヨーガ哲学と行法の研究、実践を欠かす事は出来ないと私は思う。
 国際的に見ても、この百五十年の間に多くの優れたインド人ヨギが欧米に渡り、ヨーガ哲学と行法を普及した事は、欧米の文化と科学の世界に大きな影響を与えた。特に知識階級では、世界第一の人生哲学と受け止められ、欧米でヨーガを行じる人口は千万人を超えるといわれる。
 またヨーガを取り入れた訓練法は、宇宙飛行士から芸術家、学生に迄及び、日本にもリラックス法、学習法、精神集中法として新しい名称を付けられ、再輸入されつつある。旧共産圏でも、インドの首相がネールの頃、モスクワの生理学研究所にヨーガ行者が招かれて、研究の結果、旧ソ連の体育、心理、生理学分野に大きな影響を与えたという。韓国のソウルで行なわれたオリンピックで多くの金メダルを取った旧東ドイツの選手の訓練法が、ヨガナスティクと呼ばれていた事は知られている。





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天風 語録 ③

2011年04月20日 | 友人
積極的態度

どんな場合があっても積極的というのは、心の尊さと強さと正しさと清らかさが失われていない状態をいうんです。




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