内と外

中性よりの人間から見える世界から
「境界線」の性質を探ります

麻雀という感情ゲーム

2020-04-06 23:31:52 | ビジネス境界線
麻雀が感情のゲームだという
捉え方をしてから
少しだけ強くなった気がする


勿論テクニックというのは
存在していて
それを最低限身につけていなければ
ならないが


その基礎があって
いざ勝負となると
不思議なくらい
強い弱いが分かれてしまう


この差は何だと


大体は機械のせいだとか
仕組まれてるだとか
怒りを爆発させて
納得いかず
投げ捨ててきたけども


ある時
調子のいいときの自分は
一緒に戦っている相手の気持ちを
見すかしている時である

その事にきづき

ああ!

となった

とにかく自分の牌と同じくらい
相手の捨て牌に目がいっている時

相手の考える時間などから
どんな気持ちだかわかったとき

そんな時に
自分が責めか守りかが
自然と答えが出て
勝っている

全体を俯瞰する目を
もっていること

自分の麻雀で感情がいっぱいになると
とたんに激流に飲み込まれてしまう


人間社会とある意味とても似ている



どんなにうまく手を進めても
結局上がれるか上がれないかが
勝敗の分け目のゲームであるので


リーチするか
ダマでいくかという判断は

簡単にいえば
相手が出すか出さないか次第


あいつは高い手を
狙うしかなくなっている

一曲前の振り込みでやけになっている

ギリギリの勝負から逃げてしまい
一発逆転しか考えられない状態


こんな相手はいわば
「カモ」である

自分のリーチに対して
こんちくしょうと思われたとしたら
もう勝負は決まる

かもがいたら間違いなく
リーチなのである


逆に
息のつまるような
水面下での精神ギリギリの勝負の中で

リーチなんてすれば
ぽかーんと一人孤独のツモぎりが
続くことになる


相手の心理状態を読むからこそ
こちらの出方が決まる


こんなことを
麻雀から学んだのでした



人間と人間の交渉ごとというのは
案外みんなこんな感じで
相手の状態に対してぱちっと
こちらの出方がはまると
うまく進むもんであると思う


一度投げ出してしまえば
それは永久に負けが決まってしまう

自分の感情に
飲み込まれてしまうからである






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