内と外

中性よりの人間から見える世界から
「境界線」の性質を探ります

ヒト資源の流動化

2018-08-20 16:55:12 | ビジネス境界線
モノやカネの世界では
当たり前のことが
ヒト資源だけ

評価
売却
購入

といったものは
馴染まないものとして
動かない


プロフェッショナルの世界では
ドラフト
契約金
戦力外通告
当たり前と受け取られるのに


会社という世界では
難しい



自分自身が
社会のレールを外れてみて初めて
会社という世界に課せられた
人に対しての社会福祉制度の重さ

現行制度がいかに有難い制度に
なっているかを
思い知りましたが



裏を返せば
それだけ会社にとっては
厳しい時代とも言えると思います



人に対して厚い制度自体が
会社からすれば

警戒すべきもの


として認識されることは
仕方がないことでしょう



現状の厚い制度は
取り巻く大きな社会システム故の
応急処置であって

根本的なシステムが変わらない限り
常に負担は会社へと向けられ

制度に乗ることが
会社との軋轢を生むのは
避けられないでしょう



何が一番の障壁かというと
人間の感情です


仕事、会社を選択する自由
病気や怪我は仕方がないこと
家族を守らなければならない
子供を生みたい、介護は当然の権利


人間由来の「特殊事情」を
会社は全て法的に
受け止める受け皿に
ならなくてはなりません


ヒトが常に流動化することは
倫理上や人権の問題からいって
難しいですが


負担の押し付けを
大きなウェイトを占めているからと
いって
会社に押し付けてしまうシステム

問題を根本的に解決できない
原因だと思います







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